ちなみに、便秘改善のハーブといえば「センナ」を思い浮かべる方もいるかもしれません。センナは、即効性はあるものの大腸を刺激するため、飲む量によっては腹痛、吐き気、下痢を引き起こすこともあり、常習性も高いのでおすすめできません。私も若い頃センナを使用したことがあります。強い腹痛を伴い、便秘薬よりも強力な効き目でビックリしました。下痢を起こすようでは体に負担がかかってしまいます。「ハーブだから効き目は穏やか」という考えは間違いで、中には激しく作用するものもあるので注意が必要です。
今回ご紹介するのは、直接的に腸を刺激するものではありませんが、簡単に手に入り作用が穏やかで、飲むことにより改善を見込めるものです。
ハーブの種類:バードック(ごぼう)、ローズヒップ(ビタミンC)、ペパーミント(ガスの改善)、マテ、フェンネル、ダンデライオン(タンポポ)など。
いずれもティーバッグで販売されています。この中から3種ほどをブレンドし、朝もしくは食間に飲んでください。また、精油のマジョラム、フェンネル、ローズマリー、オレンジスイートのいずれか2種を合計4滴、10mlの植物油に入れて、時計回りに下腹マッサージをすると効果的。
[フィトアロマ]