南アフリカ共和国の限られたところでしか収穫できないという植物「ルイボス」。ルイボスは、日中と夜との温度差は20度以上で、半砂漠地帯という過酷な環境にもかかわらず生息し、生命力にあふれたすごい力がある植物です。
ルイボスは、赤い枝と針のような形の葉を持ちます。その葉を発酵させ乾燥させたものがお茶となり、煮出すと紅茶のような鮮やかな赤い色になります。独特の香りがありますが、渋みがなくほのかな甘みがあるので飲みやすく、さらにノンカフェインなので、時を選ばず飲めます。
ルイボスティの入れ方ですが、ポットで入れるより、10分程度煮出した方が効果的です。葉っぱをいれたまま冷ますことでより多くのフラボノイドが抽出されますが、そのままホットで飲んでも十分に効能はあります。また、他のハーブとも相性がいいので、ローズヒップや、ネトル、カモミール、エルダーフラワーなどとのブレンドや、ハチミツ、ミルク、ショウガなどで味の変化を楽しんでみてください。また、カレーライスのご飯をルイボスティーで炊くのもおいしいものです。
煮出した葉っぱは、スポンジに付けて油汚れの部分の掃除に使うときれいになります。ティーバックにいれたものならそのままこすってください。
ぜひ、健康茶である「ルイボスティー」をお試しくださいね。
[フィトアロマ]