ランタンの明かりで動物園が別世界に大変身
「ワイルドランタンズ」
ウッドランド・パーク動物園の冬の恒例イベントが今年も開催中! 色鮮やかなランタンが、昼間の動物園とは全く別の顔を創り出しています。開催は1月18日(日)まで。ワクワクする特別な冬の夜を体験してみませんか?
取材・文: フォーリー由香
今年で6回目を迎える同イベントは、ホリデーシーズンには欠かせない光の世界を壮大なスケールで体験できる。テーマや展示内容は毎年変わるためリピーターも新鮮な気持ちで楽しめるイベントだ。
園の入り口手前からすでにずらりとランタンが並び、小雨で煙る夜の闇を明るく照らす光景に期待が膨らんだ。布張りの作りのため柔らかな光を放ち、まぶし過ぎることはない。
暗闇に浮かび上がるヘラジカ(ムース)。周囲を柔らかい光で照らす
最初に迎えてくれたのは、中央に堂々と立つ、見上げるほど大きいヘラジカ(ムース)のランタン。左右に広がる立派な角からは、多数の小電球をつけた藤の花のようなツルが連なって垂れ下がり、ムースの顔や周囲を移り変わる色とりどりの光で照らしていた。その脇を通ると園内マップの看板がある。園内を一周する構図だが、中央をまたぐ小道が1本あり、そこにももちろんランタンが展示されているので見逃さないようにしたい。
巨大なムカデの周りを別のムカデが這う。思わず驚嘆の声が上がる
蝶々や幼虫、花々に囲まれる華やかなゾーン
次に現れたのはオオカミやウサギ、クマといった動物と、その背景に広がるレーニア山を模した巨大ランタン。動いたり色が変化したりなどの細工はなかったものの、見事に表現された威風堂々と立つ山の姿に圧倒された。スケールでいえば、後に登場するコブラのトンネルや、さまざまな変化を見せる巨大ムカデのようなランタンは実に見もの。全ての変化を目に納めようと立ち止まりしばらく眺める来園客に囲まれ大人気だった。また、時間経過で青や紫、赤やピンクへと色が変化しながら、首を動かし煙まで吐くトカゲのランタンも必見だ。鳴き声のような音声付きで迫力があった。
鋭い眼差しのコブラが通り過ぎる者たちを見つめる
メルヘンチックな空間にいるキノボリカンガルーの親子。別の場所にはナマケグマの親子も。背中にのる子熊は今年2月に誕生したボウイかも?
散策するだけではない。インタラクティブ・ゾーンではさまざまな仕掛けの機器で遊べる。たとえば、大きな音に反応して開く光の箱や、ハンドルを回すと動物の足も連動して回転し、走っているように見えるものなど。その場にいた子どもはもちろん、大人も思わず童心に返って遊んでいた。また、来園者が森林保全について学べる新展示「フォレスト・トレイルヘッド」が来年、園内にオープン予定で、そこに登場するキノボリカンガルーやレッサーパンダなどをモチーフにしたランタンも見どころの一つだ。
時折、本物の動物の鳴き声が響き、ここが動物園であることを思い起こさせる。物語性あふれる演出に想像を巡らせながら、夜に輝くランタンの世界に浸ってみてはいかがだろう。
ソイソースのインスタグラムで、ワイルドランタンズの光の世界を動画で公開中!www.instagram.com/reel/DRDt6tBid-6
※休演日1月5日(月)〜7日(水)、 12日(月)〜14日(水)
※動物園は毎日開園(9:30am〜3pm)
場所:Woodland Park Zoo
5500 Phinney Ave. N., Seattle WA 98103
料金:一般$32.45〜、3歳〜12歳$28.45〜、2歳以下無料
問い合わせ・詳細:www.zoo.org/wildlanterns


















