8月6日グリーンレイクで、From Hiroshima to Hope(ヒロシマから希望へ)による終戦記念イベントが行われる。同グループは30年にわたり、毎年グリーンレイクに何百もの灯籠を浮かべ、第二次世界大戦の犠牲者を追悼してきた。 今年は、同グループ会員でタコマ在住版画アーティストの山本美子さんが広島市にあるワールド・フレンドシップセンター(World Friendship Center、以下、WFC)を訪れ、グリーンレイクでの灯籠流しの様子をかたどった版画を贈呈した。終戦記念70周年をうけて山本さんは、「戦争被災者に敬意を示すとともに、平和と希望のメッセージを届けることが私たちの目標です。私の作品が少しでもその手助けになれば光栄です」と語った。 WFCは1965年に設立された、原子爆弾被爆者救済および核兵器廃絶を目的とする非営利団体。過去には、WFC局長のラリー・シムズ、ジョアン・シムズ夫妻がシアトルでのイベントにスピーカーとして参加したこともある。