取材・文:リー・ジャニス
SLURP!
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2021年5月に完成。鮮やかなエネルギーあふれる色使いが魅力的で、麺をすする音が作品名になっている。インターナショナル・ディストリクト/チャイナタウンの路地裏に、麺が絡まったようなグラフィックが映える。作者はシアトルを拠点にしているアーティスト、アキラ・オオイソ。ソーシャルワーカーとアーティストのふたつの顔を持つ。麺、飛石、移民としての記憶……このエリア特有の多様な文化背景全てにインスパイアされて出来上がった作品だ。制作工程はYouTubeで見られるので、気になる人はウェブサイトをチェックして欲しい。買い物や食事がてら、自身のルーツを振り返りに立ち寄ってみては。