シアトル安全調査委員会は12月15日（火）、ライド・ザ・ダックス社が今年9月にオーロラアベニューブリッジ（Aurora Avenue Bridge） で起こした死傷事故において、同社に442個の安全違反があったと発表した。調査委員たちは同社に対し、使用車両数を半減した上での営業を推奨しているものの、今後安全性を向上させなければ、再び営業停止が命じられることとなる。
今年9月24日に起きた同社車両とツアーバスの衝突事故は、ノースシアトルカレッジに通う留学生5名の命を奪い、多数の負傷者を出した。この事故をうけ、同社の安全調査が行われている間の営業停止命令がくだっていた。
委員会は「 調査の結果、ライド・ザ・ダック社は連邦法で定められている安全基準のうち、１つの重大な違反と6つの決定的な違反を犯し、更には2015年だけで2件の事故を起こしている」と新聞で発表。さらに、「違反は、適切な商業運転免許証を保持していない運転手に車両を運転させたこと、および規制薬物検査の実施を怠ったことに関連する」と述べている。
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