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観光名所としても有名 パウエルズ・シティ・オブ・ブックス〜ソイソースいちおし!

観光名所としても有名
パウエルズ・シティ・オブ・ブックス
取材・文:和泉 拓也
オレゴン州でひときわにぎわう伝統的な本屋「パウエルズ・シティ・オブ・ブックス」を訪れました。

外観からもその大きさが一目で分かる

ポートランドに3店舗、ビーバートンに1店舗を構え、365日営業しているこの本屋は、街のシンボルともいえる存在である。筆者は、全店舗の中で最も大きく、世界最大規模ともされるダウンタウン店を訪れた。入店早々に驚いたのがレジへとつながる長蛇の列だ。先頭に並ぶ利用者にどれぐらい並んだか尋ねると、約25分は並んだという。本屋でこれほど並ぶのは異例といって良い。

パウエルズ・ブックスの歴史は、1970年にシカゴ大学の大学院生だったマイケル・パウエル氏が、3,000ドルを借りてシカゴで書店を開業したことに始まる。事業は大成功しローンはわずか2カ月で完済されたという。その後、マイケル氏の父、ウォルター氏がシカゴの息子の店舗を手伝った経験から1971年にポートランドで古本屋を開業。1979年にはマイケル氏がポートランドに加わり、新刊と古本、ハードカバーとペーパーバックを同じ棚に並べるという独自のスタイルで運営を始めた。この革新的なアプローチは成功を収め、3,500を超える分野の本を取りそろえることで街のシンボルとなった。現在、エミリー・パウエル氏が3世代目の経営者として運営している。

日本の漫画コーナー。手作りのポップが置かれている

また、ただの本屋というだけでなく、レア・ブック・ルームやカフェも兼ね備え、もはやテーマパークとさえ感じる。 レア・ブック・ルームには2巻セットで2万5,000ドルの価値がある古書やサイン入りの初版本も並んでおり、これらを目当てに遠方から訪れる人も多い。もちろん、日本に関連する本が並ぶコーナーも人気だ。『進撃の巨人』や『鬼滅の刃』、『ブルーロック』などの漫画を始め、文庫本なども置かれている。買い物かごいっぱいに日本の漫画を入れ、満足そうにレジに向かう利用者もいた。今一度、日本のサブカルチャーの存在感の強さに気付かされた。

衝撃の価格! 2万5千ドル!

週末には多くのイベントも開催されており、本を購入する以外にもさまざまなアクティビティーがある。読書家はもちろん、ポートランドを訪れた際は観光がてらにぜひ立ち寄ってほしい。

POWELL’S CITY OF BOOKS(flagship location)

1005 W. Burnside St., Portland, OR 97209
☎︎503-228-4651、help@powells.com
www.powells.com