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ラグドールのルルとフフ編〜うちのペット自慢

ラグドールのルルとフフ編

2025年、バンクーバーの節分は大雪。
ずっとネコを飼うのが夢だった私は、友人に勧められてブリーダーの家を訪れた。室内で元気いっぱいに遊んでいる子ネコたちを見て帰路につこうとすると、来たときは静かだった少し大きめのネコが2匹、大きな声で必死に鳴き始めた。
「この子たちは姉妹なんですが、性格が臆病なうえに模様もあまり人気がなくて売れ残っているんです」
ブリーダーによると、この2匹が臆病な性格に育ったのは、ブリーダーの目が届かないところで同時期に生まれた兄弟姉妹にいじめられていたからだという。
キスしてくるフフ
柵の中に入ると、くんくんと私の匂いを嗅いだあと、すぐにネコトイレの中に隠れてしまった。あれほどこちらに向かって鳴いていたのにも関わらず、怯えるように去っていく。
「普段ならこの部屋に人が入ると、こっちを見ることもなく逃げるんだけどなぁ。縁があるのかもね。怖がりだけど、やっぱり遊びたくて、だからこうしてよく鳴いてるんですよ。入ったら逃げるんだけどね」とブリーダーが笑いながら話した。
大好きな箱に入っているルル
縁という言葉を聞いて、中国から日本に転校した当時の自分を思い出した。クラスメートと遊びたくて気を引こうとしたけれど、いざ誘われると怖くて返事ができなかった7歳の頃の自分……。
中国の言い伝えでは、ネコには人間に対する第六感があるという。きっとこの2匹も私の中に同じ匂いを感じて、くんくんと挨拶してくれたのだろう。
姉妹仲良くコストコの箱でお昼寝するフフとルル
部屋の端っこでさみしかっただろうな。本当は大きな声で注意を引こうとするほどさみしがり屋なのに、人が来ると逃げざるを得ないほど怖い思いをしてきたんだね。震える2匹を見ていたら、涙が出そうになった。
一緒に帰ろう。
2匹には、中国語で幸せを意味する「福禄(フール―)」からそれぞれ一文字をとってフフとルルと名付けた。鬼はそと、福はうち。節分の日に出会えた小さな福、フフとルルに限りない幸福がより添いますように。
(リンリン/シアトル)
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りんりん
中国生まれ、日本育ち。大学卒業後、カナダで10キロふっくらしたのち2025年シアトルに移住。子どものころの夢は女優、中学校の時に自分の顔面偏差値を自覚し断念。フワフワ愛猫2匹のために今日も奮闘中!