Home インタビュー 留学生インタビュー 山田龍...

留学生インタビュー 山田龍司さん

2-min (1) ■山田龍司さん

福岡県出身で中央大学法学部3年生を修了後、ベルビューカレッジに留学。テレビやウェブ、マーケティングに興味がある

取材・文・写真:井山文枝

俺がテレビを変える

幼い時からテレビが大好きという山田さん。スポンサー収入に依存している今の日本のテレビ局で公平な情報が扱えるのだろうかという問いの下、テレビ局の収入構造の変革を目指している。この目標達成のために、「コンテンツ輸出」と「ITとメディアの融合」が進んでいる本場アメリカに留学にしたという。シアトルは第2のシリコンバレーともいわれているようにITのメッカであること、ベルビューカレッジでIT技術などを学んだのちインターンシップもできるプログラムがあることが、シアトルに留学する決め手となった。大学ではITのほか、マーケティングやマスメディアについても学んでいる。

学校外での活動

シアトルと日本のスタートアップコミュニティを繋げる団体「Arch for Startup」の一員として、ベンチャー関係の記事を執筆。多様な企業を研究することで様々な収益構造を勉強できる、と山田さんは語る。シアトル在住のトビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム参加者で作った団体「SEA (Seattle Evangelist Association)」では、ウェブサイト作成を担当。フェイスブックページ作成、キックオフパーティののち、9月後半のホームページの開設を目指す。事前の手続きやバスの乗り方など、留学生が必要としている情報を掲載することで、シアトルへの留学生数を増やすこと、学びの質を向上させることが目標。また、Kaiseki料理人、俵裕和さんが主宰する、シアトル近郊の旬の食材を使ったコース料理を提供する「The Beauty of Kaiseki」のマーケティングチームにも所属しており、どのように情報を発信すべきか、試行錯誤している。イベントの詳細はwww.facebook.com/kaisekichefhiroまで。

留学を通しての気づき

団体のウェブ担当をしていく中で、ウェブサイトの存在意義について考えるようになった。ウェブサイトは自己満足ではなくサイトを見る人のためにつくるべきであり、同時にお金を稼ぐ方法も考えるべきだと語ってくれた。

留学後は、地元福岡にあるビデオオンデマンドサービス等に熱心なテレビ局に就職を希望。シアトルでの学びを活かしていきたいと考えている。