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耐震強化の進んでいないシアトル

シアトルは、大地震が発生した場合、人々が想像している以上の厳しい状況に陥る可能性がある。街には1100以上の石造りまたは煉瓦造りのビルがあり、それらは補強が不十分で、地震による倒壊のリスクがある。

ワシントン大学の地震学者、John Vidale教授によると、ノースウエストでマグニチュード9の地震が起こるのは時間の問題だという。今私達が抱えている問題は、ビルをいかにして強化するかだが、そのための対策はまだ何も行われていない。実際問題これらのビルの工事をしたとしたら、ビジネスを妨げ、居住者を転居させなくてはならず、さらなる家賃上げにつながり、シアトルに住むのがますます困難になる可能性がある。

現在、シアトル当局は各建物の所有者に、耐震強化の法が制定された場合にはその建物がリストに入っているという手紙を送ったところだ。

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