民主党上院議員パティー・マレー氏は、高額の税金によって、ワシントン州のクラフトビール業界の成長が妨げられないための改正案を提出した。
ワシントン州のクラフトビールとワインの製造量、そして蒸留酒製造所の数は、全米でカリフォルニア州に次いで多い。
「税改革は再投資を必要とする中小企業にとって重要だ」とワシントン州ブルワーズギルド執行役員のアン・マクグラス氏は言っており、「ワシントン州の多くのビール工場、ワイナリー、蒸留酒製造所は少量生産者であり、こうした中小企業にとって再投資は非常に重要だ」と語る。
現在、ビール税は１バレル(31ガロン)につき＄18であり、改正案の目的は1バレルにつき$２の減税だが、年間200万バレルよりも少ない生産量の醸造所は、最初の60,000バレルが１バレルにつき$3.50の減税となる。
この改正案はワシントン州の小さな醸造所にとって著しい減税となる。
2014年には、ワシントン州のビール業界は、ほぼ27億ドル、そして約23,500ものビジネスや約18,000の業界関連ビジネスが記録されている。全米では、おおよそ253億ドルのビジネスとなり、175万人もの人々が何らかの関連業で働いている。
昨年のニューヨーク・タイムズ紙によると、ワシントン州は過去10年間で重要なワイン生産地となっており、ワシントン州のワインブドウ畑の面積は、2010年以来、22パーセント増えている。
詳しい記事はこちら→BIZ
