シアトル-昨年シアトルのウッドランドパーク動物園から移送された象が、今回突然死んだことから、国際的な動物愛護団体がオクラホマ市動物園に、象の展示をやめるように求めている。
オクラホマ動物園は象たちを認定保護施設に送るべきだと、動物の倫理的扱いを求める人々の会(以下、PETA)は1月31日(日)、声明を発表した。
昨年、シアトルからオクラホマに移送された37歳の雌のアジアゾウ、チャイは、1月31日(土)の朝7時30分ごろ、死んでいるのが飼育員によって発見された。チャイの死に何が起こったのかははっきりとはしておらず、職員は原因をつきとめるため検死を行った。
オクラホマ動物園の職員は、死の直前までチャイの様子に変わりはなく、突然の死に驚いていると言う。昨年10月に同動物園では、ウイルス感染で4歳の象が死んでいる。
同動物園への象の移送が決定した際には、複数の動物愛護団体が反対しており、団体らは保護施設への移送を強く勧めていた。
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