ワシントン州議会は、誰もがより高度な教育を受けられるよう、2年制コミュニティカレッジの授業料無料化という政策を、1月19日記者会見で発表した。ワシントン州プロミス奨学金プログラムと呼ばれるこの政策は、経済的な理由で大学に通うことが難しい人々に、よりよい可能性を提供するという考えから成り、これまで大学の学位を取得した事のない人で、ワシントン州居住者であれば誰にでも適用される。資金額はおよそ1億ドル(約100億円)から1億2500万ドル(約125億円)とされるが、Pramila Jayapal上院議員は「先ずこの政策の重要性について話し合い、その上で資金集めについて考えるべきだ」と述べた。昨年、オバマ大統領によって2年制大学授業料免除制度が提案されたが、2014年にはすでにミネソタ州、オレゴン州、テネシー州が実施しており、2015年には少なくとも11の州が、全米州議員協議会において類似のプログラムを提案している。
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