今年は、たくさんのグルメ・イベントが復活! 10月1日にユニバーシティー・ディストリクトで行われた「4ドル・フード・ウォーク」と、同8日にマリオン・オリバー・マコー・ホールで開催された「チーズ・アンド・ミート・フェスティバル」で、地元の味覚を満喫しました。
取材・文:本田絢乃
4ドル・フード・ウォーク
学生街のユニバーシティー・ディストリクト近隣の飲食店、約60店舗が参加。たった4ドルで限定メニューが食べられるという、物価高のシアトルではありがたいイベントだ。入場は無料で、支払いは店舗ごととなる。
昼前から参戦した筆者がまず訪れたのは、ベトナム式コーヒー店のシップ・ハウス。自慢の「ピスタチオ・ラテ」でくつろいだ。そして以前から気になっていたスシ・ブリトーへ。通常1本13ドルほどするので足踏みしていたのだが、この日はハーフサイズを4ドルで提供。見た目は日本の巻き寿司、具材はポキに近く、意外とイケる!
6店舗ほど回ったところで、お腹もいっぱいに。久しぶりに価格、量、共に満足できた。
チーズ・アンド・ミート・フェスティバル
地元ノースウエストのチーズと加工肉を中心に集めた食の祭典。チケットは85ドルからと少々お高めだ。昼と夕方の2部制で、筆者は昼の部へ参加した。
入り口で、シャルキュトリー・ボードとワイン・グラス、5枚つづりの試飲用チケットを受け取り、会場の中へ。ワシントン州チーズメーカー協会に所属する生産者など約30軒のベンダーがブースを出し、サンプル・フードやドリンクを振る舞っていた。
生産者と交流し、味わうフードやワインはまた格別。気に入った商品をいくつか購入し、家族のお土産に。毎年恒例のイベントなので、興味のある方は公式サイト(https://cheeseandmeatfestival.com)で確認を。