暖かい日が続き、夏が近づいてきている。今後数か月に渡っては快晴が続き、プールや海で過ごすことも多くなると同時に、残念なことに溺死率が増加する時期でもある。
統計によると、溺死率は1歳から4歳の子どもが最も高い。水への強い好奇心と危険を察知する能力の欠如のため特にリスクが高くなる。10代の子どもたちもリスクが大きい。溺れて死亡する人が毎日約10人もいて、溺死は子どもの死因の二番目に挙げられる。
【溺れている子どもを見た時にすべきこと】
乳幼児の場合
- 顔色が青いまたは呼吸していない場合は、すぐにマウスツーマウスをする。
- CPR(心肺蘇生法)を開始し、何回か繰り返した後、9-1-1に電話。
3、4歳から十代の子どもたちの場合
- 自分が安全であるか確認した後、誰かに9-1-1に連絡するように伝える。
- 溺れている子どもに、あお向けにひっくり返って浮くように言う。
- そして、子どもが掴まって浮けるものを投げ、それに掴まるように指示する。
- もし意識がない場合は、マウスツーマウスをしてCPR を開始する。
親が知っておくべきことは、夏の間は溺死率が増加するということだ。11歳以下の子どもがボートに乗る時や水際にいる時には必ずライフジャケットを着用すること、早い時期から泳ぎ方を教えること、そして乳幼児が水際にいる時には常に監視が必要だということだ。
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