シアトル・マリナーズは12月17 日(木)、岩隈久志投手と1年契約を結ぶことに合意した。また、今シーズンの活躍によっては、2017年および2018年シーズンでの契約更新も検討中と発表している。
岩隈は同月7日、ロサンゼルス・ロジャーズと4500万ドル(約55億円)の3年契約に合意したと報じられていたが、身体検査の結果、正式契約には至らなかったようだ。
岩隈は大リーグ4年目の今季、4月に右広背筋を痛めて故障者リスト入りしたが、9勝5敗、防御率3.54の成績を残した。2013年オールスターのメンバーになり、今年8月に日本投手では野茂英雄投手以来2人目の無安打無得点試合も達成。マリナーズでの 4シーズン通算は47勝25敗、防御率3.17。今季終了後、マリナーズは再契約を希望したが、岩隈が拒否していた。
同チームのジェネラルマネージャーを務めるジェリー・ディポット氏は「最終的に岩隈がマリナーズに残留してくれて本当にうれしい」とコメントしている。
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