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今年はレニア山での救助が多発

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レニア山国立公園

この夏の登山シーズン、レニア山の救助隊の出動は例年よりも早くかつ頻繁に発生している。

この3週間の間にすでに3機のヘリコプター救助隊と数組の陸上救助隊が出動した。

火曜日には登山者2人がヘリコプターによって救助されている。そのうちの1人、23歳の男性は体調を悪くしていた。彼は登山隊のメンバーで、登山隊は月曜深夜前にEmmons Glacierを経由してCamp Schurmanを後にし、頂上を目指したが、11,500フィ―ト地点で男性が呼吸困難に陥り、先へ進めなくなった。隊員の1人が男性と共に残り、他の隊員は登山を続けて9,450フィート地点のCamp Schurmanで、無線で救助を要請した。

地上の救助隊が目的地に辿り着いたが、いわゆる“short haul(短距離運搬)”で男性を救助することにした。この方法によって患者は救助隊員1人と一緒にヘリコプターから吊られたワイヤーにぶら下がった状態で運ばれた。short haulは入り組んだ地形のためヘリコプターが降ろせない時に使われる方法だ。患者は無事地上に運ばれた後、救急車に乗せられた。

6月10日と6月19日にもヘリコプターが登山者救助に出動している。

今年は、登山シーズン中、レニア山とノース・カスケード国立公園が専用の短距離救助ヘリコプターを共有して2年目になる。

 

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