北米に寄港した船の中で最大のコンテナ船、ベンジャミン・フランクリン号がシアトル・エリオット湾に到着した。
ターゲットやベストバイのような販売店向けの電化製品や様々な商品を積んだこの世界最大級の船は、将来シアトルやタコマの港に大きなビジネスをもたらす可能性がある。今回の寄港は、これまでアジア、ヨーロッパを結んできたこの次世代の巨大コンテナ船を、同2港が扱うことができることを証明する良い機会である。貨物を降ろした後、材木やリンゴを含むワシントン州の輸出品を積む予定。
同船は全長1,310フィート(約400メートル)とスペースニードルの2倍の長さ、幅はアメフトのフィールドよりも広い。また1万個程度の貨物コンテナを運ぶ通常の貨物船の約2倍の収容力がある。
中国を拠点とする同船は、カリフォルニア州オークランドからゴールデンゲートブリッジを無事通過して同港へ来た。
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