ウォーリングフォードの日本食レストラン、石庵では、豊富な一品料理に加え、丼のラインナップもバラエティに富んでいる。オーナーの杉本雄太さんに人気メニューを尋ねると、海鮮丼、牛丼、ネギ&ハマチ丼など、次から次に名前が挙がった。中でも特に杉本さんのおすすめは、ステーキ丼($18.50)だ。注文が入るごとに8 オンスもの牛肉を塊のままグリルし、スライスしてごはんにのせる。まるで花が開いたように並べられたレアのステーキは美しく、豪華だ。一切れ一切れに十分な厚みがあるのでしっかりとした食感で食べ応えがあり、肉好きの人にはたまらない絶品。豪快にすくって食べてもよし、ごはんを肉でくるんで食べてもよし。肉の上から全体に特製オニオンソースがかけられており、ソースが染み込んだごはんはそれだけでも何杯も食べられてしまいそう。
同じく人気のJFC 丼($8.50)は、日本人なら誰もが慣れ親しんだ鶏の唐揚げJapanese FriedChicken を、大盛りのごはんとサラダ用ホウレンソウの上にトッピングした丼のこと。揚げたてサクサクで香ばしい竜田揚げ風の上品な衣とほどよく柔らかい鶏肉の歯ごたえは、唐揚げファンをうならせるに違いない。懐かしいようでいて食べたことのないような絶妙な味わいの正体は、上からかかった特製のだしマヨネーズ。ごはんには少量の焼き鳥のタレがかけられており、さらに食欲をそそる隠し味となっている。
アペタイザーでおすすめなのが納豆バクダン($6.50)。ひきわり納豆、マグロたたき、刻んだタクアン、ワカメ、ネギの上にマサゴとウズラのタマゴがのった、彩り鮮やかな一品。スプーンでかき混ぜてから海苔で巻いてかぶりつく。納豆ならではの風味とタクアンの食感がふんだんに楽しめる創作料理だ。海苔が足りなければ追加してもらうこともできるそう。入荷状況によりマグロはほかの具材に変更する可能性があるので、それも楽しみ。
Issian
1618 N. 45th St., Seattle
☎ 206-632-7010
issianseattletest.weebly.com
営業時間:
【ランチ】土・日 12pm~2:30pm
【ディナー】月~木 4:30pm~10pm、金・土 4:30pm~11:30pm、日 4:30pm~9pm