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特集 ニューヨーク&ワシントンD.C. ミュージアム巡り


歴史ある博物館や美術館が目白押しのニューヨークとワシントンD.C.。東海岸に行くなら絶対に見逃せないオススメの作品を、ソイソーススタッフがご紹介します!
この冬、3週間かけてニューヨークとワシントンD.C. のミュージアムを巡ってきました。国内外から集まった超有名なコレクションに終始ウットリ、時々ホロリ。今回はれいなイチ押しの作品をドーンとご紹介します!

寺島伶菜(てらしま れいな)
名古屋生まれの21歳。ソイソースの記者インターンとして活躍中。大の美術オタクで、中高6年間ずっと美術部。元美術部長として今でも油絵やイラストをたしなむ。三度の飯よりモネが好き(ご飯も大好き)。

 

 


モネ
Claude Monet

印象派の巨匠・モネが生涯描き続けた連作「睡蓮(すいれん)」。パリ郊外にあるジヴェルニーの庭がモデルで、その数は200点以上と言われている。池に太鼓橋をかけるなど、ジャポニズムの影響が見られる。

睡蓮 Water Lilies,1919 メトロポリタン美術館所蔵
睡蓮
Water Lilies,1919
メトロポリタン美術館所蔵

アガパンサス
Agapanthus,1914-26
(MoMA所蔵)

睡蓮
Water Lilies,1916–19
(メトロポリタン美術館所蔵)

睡蓮 Water Lilies,1914-26 (MoMA所蔵)
睡蓮
Water Lilies,1914-26
(MoMA所蔵)

散歩、日傘をさす女 Woman with a Parasol,1875 (ナショナルギャラリー所蔵)
散歩、日傘をさす女
Woman with a Parasol,1875
(ナショナルギャラリー所蔵)

晩年に白内障を患ってしまったモネは視力が低下し、視野が黄色く見えるなどの症状が出てしまいました。その影響は作品にも現れていて、1910年以降の作品はより抽象度が増し、全体的に黄色がかったものが多いです。見比べてみてくださいね。

日本の太鼓橋
The Japanese Footbridge,1899
(ナショナルギャラリー所蔵)

日本の太鼓橋
The Japanese Footbridge,1920-22
(ナショナルギャラリー所蔵)

 

 

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フェルメール Johannes Vermeer