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ラーメン食べ歩き!

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ラーメンマン

ramenman-IMG_0045 店頭の暖簾と提灯に描かれた、可愛らしいがインパクトのあるキャラクターが印象深いラーメンマンは、昨年10月にウォリングフォードにオープンしたラーメン専門店。レストランの激戦区ウォリングフォードで着実にラーメンの存在を築き上げている。店長の今里徹さんは「とにかく手を抜かないこと。作るものに常に誠実で、月日が経っても自己満足にならないラーメン作りを基本としています」と真摯な表情で語る。

ラーメンの種類は、胡麻ダレ風味の冷麺を入れて10種類。オリジナル、しょうゆ、味噌をベース味に、ガーリック、スパイシーなどのバリエーションがある。今回取材班が試食したのは、売上ベストメニュー1位と2位にラインナップされたスパイシー・オリジナル($8.50 ~)とガーリックしょうゆ($9~)。スープはいずれも、最近日本で注目を浴び専門店も増え続けている鶏白湯(とりパイタン)スープだ。鶏以外の肉は一切使用せず、毎日朝からじっくり長時間をかけて作っている。鶏と野菜の旨みを凝縮させた濃厚タイプだ。麺はストレートで細め。タイチリペッパーの辛味がほどよく刺激的で麺とよく馴染んでいる。ガーリックしょうゆラーメンは、熊本ラーメンで使われるマー油の香ばしい香りが食欲をそそる。ゆで卵はいくつでも食べ放題というのも嬉しい。

同店のユニークなメニューとして、ヘルシー志向客をターゲットした野菜ラーメン($9.50)がある。野菜をコトコト煮て取ったダシのスープは栄養価満点でマイルドな味わい。ホウレンソウ、キュウリ、イエロースクワッシュ、マッシュルーム、トマト、アボカドなど、盛りだくさんの野菜をレモンで引き締めている。この一品だけを食べに通いつめる固定客もいるそうだ。

ラーメンの他にも何か食べたいという人のために、豚饅($2.80)、餃子($4.80)、スパイシーチャーシュー丼やすき焼き丼などのサイドメニュー各種(~$4.50)が、手頃な量と価格で提供されている。現在のスペシャルとしては、温泉たまご付き牛丼や冷麺がおすすめ。

店内は清潔でこじんまりとしている。半地下部分の部屋には大漁旗が天井の装飾に使われていて、海の家を思わせる爽やかなインテリア。客層は年配者から幼児までと広く、近所の住人や通勤者が立ち寄っていくケースが多いという。「アメリカ人は箸の使い方が上手だ」と感心する今里店長。「オイシカッタ」「アリガトウ」と日本語で言われると嬉しいと語ってくれた。

Ramen Man
1616 N. 45th St., Seattle WA 96103
☎ 206-258-2959
営業時間:火~日: 12:00pm~2:30pm、5:00pm~9:00pm
定休日:月

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