ブライズメイドやグルームズマンはとても重要！
アメリカの結婚式に欠かせないのがブライズメイドとグルームズマン。式と披露宴をスムーズに進める上で重要な役割を担っています。その筆頭が会場のセッティング。ほとんどのカップルが、会場のデコレーションなどを業者に頼まず自分たちで行いますが、それを助けるのが新郎新婦の友人や兄弟姉妹、特にブライズメイドとグルームズマン。式の後片付けも彼らの役割です。また、式の前には新郎新婦の親族だけで集まるリハーサルランチまたはディナーが行われますが、それにも出席して式・披露宴の流れを把握します。
それぞれの役割は？
式当日に、出席ゲストを席に案内したり、あるいは荷物持ちなど力仕事を受け持つのはグルームズマンの仕事。一方、心身ともに新婦の支えになるのがブライズメイドで、いわば新婦のお世話係。ウェディングドレスの着付け、着替えはもちろん、披露宴の最中に新婦が立ったり座ったりするたびにドレスを持ち上げたり、ベールを直したり、新婦が空腹になりすぎたり、脱水症状を起こしたりしないようにスナックを食べさせたり水を飲ませたり、トイレにも一緒について行くなど。もちろん感情的になった新婦をなだめる役も。
彼らだからこそできること
セレモニーでは全員が壇上に並びます。披露宴では全員がスピーチをしますが、この時に、特にグルームズマンは、友人だからこそ知っている新郎の過去の秘密や失敗談をさらけ出して、会場を湧かせたりします。彼らの中で頭的な存在がメイドオブオーナーとベストマン。通常、新郎、新婦の親友または兄弟姉妹が務めます。
なくてはならない存在
このようにアメリカで結婚式をするうえで、文字通りなくてはならない存在のブライズメイドとグルームズマン。大きなウェディングでない限りたくさんいるは必要ありませんが、2 人ずつくらい頼むと心強いでしょう。
