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Café Hagen カフェ・ハーゲン
近年話題となっているデンマークの「ヒュッゲ」文化。ヒュッゲ(hygge)とは、居心地の良さを表し、北欧流のくつろぎを象徴する言葉です。シアトルにもヒュッゲなひとときを体験できるカフェがあると聞き、その謎を解き明かすべく行ってきました。
取材・文:本田絢乃
2019年、アマゾンの社屋そばにオープンしたカフェ・ハーゲン。デンマーク出身のオーナー、マリア・ベックさんが、より心地の良いヒュッゲな時間をシアトルの人々に体験して欲しいと開いたカフェで、現在はこのサウスレイクユニオン店とクイーンアン店の2店舗がある。
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コペンハーゲンの雰囲気を再現したという、木の温もりあふれるインテリアが印象的。天井が高く、大きなガラス窓から光が差し込み、たくさんの観葉植物を明るく照らす。ドリンクは、エスプレッソやラテなどの定番メニューに加え、季節限定の自家製ドリンクも豊富だ。
筆者は、インスタグラムで見て気になっていたスペシャル・メニュー「モカ・フライト」を迷わず注文。モカ、エスプレッソショット、スチームミルク、チョコレートがセットになっていて、自分好みにカスタマイズしながらオリジナルのモカを作れる。ほかに、異なる3種類の原産地のコーヒーを飲み比べられる「エスプレッソ・フライト」もおすすめ。
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コーヒーは全てクイーンアンにあるロースタリーで自家焙煎された豆を使用している。気候や土壌、標高など豆の産地に合わせて焙煎温度を変え、風味を調整しているとスタッフに教えてもらった。たとえば、エチオピアやペルーなど、標高の高い農園から取り寄せたコーヒー豆は、初期段階から高温で焙煎することで、よりおいしくなるのだとか。
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ドリンクのみならず、自家製の北欧風サンドイッチやデニッシュといった軽食も味わえるのが、このカフェの魅力。午前8時から正午まで提供されている「ウィークデー・ブレックファスト・ボード」を試してみた。アボカドに卵、肉料理、フルーツ、チーズトーストがワンプレートになったおしゃれメニューだ。この日の肉料理はウインナーソーセージかベーコンのチョイスとなっていたが、欲張ってダブル盛りに。週末限定のブランチにはワッフルが付くので、こちらもぜひチェックして欲しい。
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植物に囲まれた空間でゆっくりと食事を取りながら、身も心もリラックス。デンマークさながらのヒュッゲな時間を過ごしに訪れてみてはいかがだろうか。
Café Hagen
1252 Thomas St., Seattle, WA 98109
営業時間:月〜木7am〜4pm、金7am〜6pm、土8am〜6pm、日8am〜4pm
☎206-913-2847
www.cafehagen.com