完全養殖の大迫力マグロを、さばきたてで食べる贅沢!天寿司の名物イベント、マグロの解体ショーにソイソース食レポ班も駆けつけました。
※食レポ動画、ソイソース読者限定クーポンあり。詳しくは本文最後をチェック!
築地を始め日本全国、そして今や海外でも人気となっているマグロの解体ショー。見事な包丁使いでマグロを客の目の前でさばいていくライブ・パフォーマンスに、マグロのうまみを心ゆくまで味わえる食事と、目も舌も満足するイベントだ。
今回さばかれたのは、愛媛県宇和島産マグロで重さはなんと153パウンド。イベント当日の朝に日本から空輸で届いたばかりのもので、持ち上げるのも男性ふたりでやっと。まな板の上で圧倒的な存在感を放つマグロはもちろんSNS映え最高で、ショーの開始前にはマグロの前に写真撮影の人だかりができていた。
MCのトークで盛り上がったところで、いざ解体ショーの始まり。刀のように長い包丁で、まずは頭に刃を入れていく。見るからに重たそうなマグロの頭が切り落とされると、ワーッと歓声が上がる。マグロの解体は鮮度を保つために時間との勝負となる。経験豊かな魚のエキスパートである、天寿司オーナー・シェフの高橋慎一郎さんだからこその職人技だ。
このマグロは完全養殖のクロマグロ。日本の水産メーカーである株式会社極洋が生産するブランド魚「本鮪の極つなぐ<TUNAGU>」だ。出生から飼育まで、水温や与える飼料など徹底した品質管理のもと出荷される。色鮮やかな赤身は、脂がのっていながら魚独特の臭みがなく食べやすいのが特徴だ。この貴重なマグロを新鮮なまま、にぎり寿司や巻き寿司で堪能できるとあって、同イベントは毎回予約客でいっぱいという。
この日は寿司や魚、日本文化に関するトリビアを出題するクイズも行われ、最多正解者にマグロのカマ焼きが振る舞われた。クイズに正解した、同店の4年来の常連客であるアンジェラさんとイジーさん親子は「解体ショーを見るのは初めて。生で見るマグロの大きさにびっくりしました」とコメント。別の正解者のレスリーさんとミドリさん親子は、「長年住んだ沖縄から、最近アメリカに帰国しました。日本で食べた寿司の味がシアトルでも楽しめて満足です」と、笑顔を見せてくれた。マグロの解体ショーは、今回も大にぎわいで幕を閉じた。
天寿司はインターナショナル・ディストリクトに新店舗、天寿司#35もオープンしたばかり。マグロの解体ショーは団体貸し切り予約もできるので、気軽にお問い合わせを。
Ten Sushi
500 Mercer St., Seattle, WA 98109
営業時間:11am~10pm
☎206-453-3881
ウェブサイト:www.tensushiseattle.com
クーポン情報!!
人気のネタが1貫1ドル(オーダー数に限りなし)。6月21日までの期間限定クーポンを読者限定で配布中。姉妹紙の北米報知新聞をゲットして、裏面クーポンを見つけてくださいね。