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アメリカの保険の種類(PPO、HMO、オバマケア)について

*アメリカの保険の種類

アメリカの医療保険は、大きく3つに分けられます。 ・PPO
・HMO
・オバマケア

*PPOとHMOの違い

 

【PPO】

ネットワークの中から専門医を選べる(選択肢が多い)
月々の保険料は安いが、医療機関にかかった際の自己負担額が大きい
診察ごとに支払う自己負担額(co-pay)は、診察費用の30%程度

【HMO】

ネットワークの中から主治医(ホームドクター)を決めて、ホームドクターを通して専門医を紹介してもらうシステム。どんな症状でも、最初にホームドクターに診てもらう。
月々の保険料は高いが、医療機関にかかった際の自己負担額が安い
診察ごとに支払う自己負担額(co-pay)は1回$10程度に設定されている事が多い

*オバマケア
オバマケアが作られる以前は保険加入が義務ではなかったので、医療保険に加入せずに医療を受けれない人がいた。それを改善する為に作られたのがオバマケア。
保険料は所得に応じて設定される。
今まで医療を受けられなかった低所得者の救世主となり得るかもしれない!との期待を背負って制定されたシステムだが、オバマケアが使える医療機関が少ないなど、まだまだ問題は多い

アメリカの医療用語

 

HSA】エイチエスエイ Health Saving Account
積立預金の一種で、医療費の支払いに使用できる。税金がかからない。
一定額を会社負担で積み立ててくれる会社もある。
Deductible】デダクタブル
免責金額(この金額に達するまでは保険は適用されませんよという金額)
この上限を超えると、保険が適用され始める。
Coinsurance】コインシュランス
Deductibleの上限を超えて、保険が適用され始めてからの自己負担額。医療費の○○%など、契約のプランによって金額が違うので、保険証書などで確認する。
Copay】コーペイ
診察や検査を受ける度に支払う一定料金
例:
Aさんの場合
Aさんは、年間Deductibleが$1,500、年間Coinsuranceが$1,000、Copayが毎回$10のプランに加入しています。
花粉症の症状で病院にかかった際、診察費・処方箋含め$100、とCopayが$10でした。Deductibleの上限はまだ超えていないので、全て自己負担の$110でした。Aさんの会社はHSAに加入しているので、HSAの積立金から$110支払いました。

Bさんの場合
Bさんは、年間Deductibleが$2,000、年間Coinsuranceが$1,000、Copayは不要(N/A)のプランに加入しています。
Bさんは体調不良で病院に通院しています。今回の診察・治療費は$300でしたが、すでに年間Deductibleはオーバーしているので、自己負担額は、診察のCoinsuranceが10%のプランなので$30のみでした。