全米各都市の日本人ラグビー・サークルが参戦!
USジャパンカップ・シアトル大会
日本代表の活躍が期待されるラグビーW杯がいよいよ9月に開幕しますが、毎年恒例の「USジャパンカップ」もお忘れなく。2023年はシアトルで開催し、地元からはシアトル・ラクーンズ RFCが出場します。他都市の強敵相手にどこまで戦えるのか、目が離せません。
取材・文:ジェジュン・ジョン

USジャパンカップは、シアトル、ロサンゼルス、ニューヨーク、シカゴ、そしてヒューストンの5 都市から日本人ラグビー・サークルが各代表として集まり、しのぎを削る大会。今年は9月2日(土)にベルビューのハイランド中学校で実施される。ホストはシアトルを拠点に活動しているラクーンズだ。

昨年はロサンゼルスでの開催で、人数調整の関係から、シアトルとシカゴ、ニューヨークとヒューストンがそれぞれタッグを組み、計 3チームの総当たり戦となった。1 試合で前後半 20分ずつ、40 分をプレーし、ロサンゼルスのチームが地の利を生かして優勝。シアトルとシカゴのタッグ・チームは2 位の成績に終わった。
今年はまだ確定していないが、シアトル、ロサンゼルス、ニューヨークの 3 都市は、単独チームとしての出場が濃厚で、昨年と同じく総当たり戦になる予定だ。ラクーンズは是が非でもホームで優勝を飾りたいところ。観戦は無料なので、家族や友人と一緒に彼らの勇姿を見届けよう。

ラクーンズのメンバーは約 20 人を数える。ラグビー未経験者からラグビー歴 30 年超えのベテランまでそろい、選手層が厚い。部長を務める菅沼秀夫さんはラグビー歴 25 年、チーム最年長の54 歳でプレーを続ける。ラクーンズは、毎週日曜日の午前 8 時から10 時まで、マグナソン・パークのグラウンドで練習を行う。ラグビーに興味がある人はぜひ参加してみて欲しい。
場所:Highland Middle School
15027 Bel-Red Rd., Bellevue, WA 98007
料金:無料
問い合わせ・詳細:www.facebook.com/events/272938725251462