誰でも異国で生活すると必ず経験するであろう、文化の違いや言語の解釈ミスによる恥ずかしい失敗。ただ、時間が経つと笑い話になっていることも多いのではないだろうか。自分を含め、黒歴史を供養すべくいくつか紹介したい。
●ドライブスルー
ファストフード店のドライブスルーで「Set A」と注文したら、セット・エイトと聞き間違えられ、会計でセットAを8個渡された。流れで渡してしまったカードでチャージされた85ドルという金額と、次々に渡される紙袋の数々にあ然としながらも、なんとか状況を説明し、返品・返金にこぎ着けて無事解決。ドライブスルーでの注文はお互いに声が聞き取りづらいが、流れでイエスと繰り返すと、とんでもない注文違いが起こっていることもあるので気を付けよう。
●ジップ・コード
家族で動物園に遊びに行った時のこと。チケット売り場で支払いを済ませると、クレジットカードを受け取る際、母がジップ・コードを聞かれた。もちろん郵便番号のことだが、英語が得意でない母は少し戸惑いながら、クレジットカードの暗証番号を言い始めた。幸い、途中で何かおかしいことに気付き、難を逃れたが、ひやっとした。
●無限ループ
日本から遊びに来た友人とスターバックス1号店を訪れた。会計時に「Anything else?」と聞かれた友人が、よくわからないまま、とりあえずイエスと答えた。ほかに何が欲しいのかと店員が尋ねると、今度は聞き取れたようでノーと答えた。店員が再び「Anything else?」と確認すると、またイエスと答えてしまい、店員もさすがに苦笑い。こういう場合、イエス、ノーで返すよりは、正直にキョトンとしているほうが相手もすぐに察しやすいかもしれない。
(JJ/ボセル)
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