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ジャパニーズ・ヘリテージ・ナイト&ファイアワークス・ナイト
取材・文:大野美恵
8月9日、ワシントン州日本文化会館(JCCCW)が米国北西部の日系および日本のコミュニティーを祝う特別試合、シアトル・マリナーズ対ニューヨーク・メッツ戦を観戦してきました。
今回のチケットは、前日までにJCCCWの特設サイトから購入すると、日本語入りのオリジナルTシャツや宇和島屋提供のスナックが無料で受け取れる特典付き。また、一枚のチケットにつき5ドルがJCCCWに寄付される。そのため、多くの日本人や日系アメリカ人、日本語を学んでいる人たちを観客席で目にした。知人を見つけ写真を撮りあうグループや、ミニ同窓会を楽しんでいる人々の姿も見られた。さらに、3回終了後にはセンターフィールドスクリーンに「ジャパニーズ・ヘリテージ」のグループ名が表示され、一体感が高まった。
今夜のマリナーズは投打ともに絶好調で、ニューヨーク・メッツ相手に6 対 0の完封勝利を収めた。多くのマリナーズファンが雄叫びをあげ、ハイタッチを交わして喜びを分かち合った。
試合終了後には花火が打ち上げられ、勝利の余韻冷めやらぬ観客席はいっそうの盛り上がりをみせた。花火はルーメンフィールド駐車場、Tモバイル・パークの左翼の屋上トラック、フィールド上の二塁エリアの3カ所から打ち上げられ、筆者が座ったマリナーズのダッグアウト側の観客席から見上げると、球場を囲むようにして360度全てから打ち上げられているように感じられた。花火に合わせて音楽とシンクロする映像がセンターフィールドスクリーンに映し出され、観客が歌い踊るなど、華やかなフィナーレで観客を魅了した。
(左)ジャパニーズ・ヘリテージ・ナイトのチケット購入者用に確保された観客席エリアには、オリジナルTシャツと宇和島屋が提供したスナックを持った人であふれていた(右)Tモバイル·パークの外でJCCCWの旗を発見