こんにちは。ソイソースでインターンをしている鎌田賢祐です。留学生として昨年3月にシアトルへ来ました。それからもう1年になります。留学開始の頃を振り返ると、シアトルに到着するなりシアトル・マリナーズの観戦チケットを購入したことを思い出します。岩手県出身の僕は、「同郷の菊池雄星投手の活躍を生で観たい!」と、日本を発つ前から楽しみにしていました。
僕は、岩手県盛岡市で生まれ育ち、家から歩いていける距離に岩手県営野球場がありました。ここでは、東北楽天ゴールデンイーグルスや北海道日本ハムファイターズの公式戦が行われます。小学生の頃は、岩手県営野球場での試合日程が発表されると、年に1、2回のプロ野球を観るチャンスを逃すまいと、母に観戦チケットの購入をせがんでいました。いざ試合当日になると、学校終わりにランドセルを家に投げ置いて、友だちとグローブを持って球場へ駆け出したことを今でも覚えています。その時、楽天の対戦相手、埼玉西武ライオンズで登板していたのが菊池投手です。花巻東高等学校時代、甲子園を懸けて闘った球場に、プロ野球選手として凱旋していました。
やがて野球少年ではなくなり、サッカー少年として育った僕ですが(笑)、ここアメリカ・シアトルの地で、再び菊池投手の投球を観られたことをうれしく思います。同時期にシアトルへ渡り、新たな挑戦を始めたことにも、同郷以上の共通点を勝手に感じながら、留学生活を日々送っています。残念ながら、3月には日本へ帰国するため、菊池投手の2シーズン目を直接観ることはできません。しかし、Tモバイル・パークで購入したマリナーズのTシャツを着て、日本からテレビの前で応援したいと思います。今シーズンの活躍が楽しみです。