留学をしていてぶつかる壁の1つ、「英語が全然ダメだな」と感じる瞬間。
特にシアトルに来た最初の頃は会話についていくのに疲れてしまい、相槌をうつのに精一杯なときも多く 汗。ない自信がさらにズタズタになり、英語も伸びているのか自分でも分からず悶々とした日々を過ごしていました。
今でも会話途中で言葉に詰まったり、授業中に考えているうちにそのトピックが終了っていうことはもちろんあります。しかし留学が始まってしばらくした頃、ある「心がけ」のおかげで英語が話せないことに落ち込まなくなり、むしろ言葉がスムーズに出るように。
そこで留学中に私がしている「5つの心がけ」をご紹介したいと思います。
①自分は外国人だからと割り切る
アメリカで自分は外国人。日本から来た私は言葉が不自由で当たり前で、英語ネイティブスピーカーと比べる意味はなし。
それをバカにするような態度をとる人がいても、あなたはこの国で生まれたから話せて当たり前でしょうと全く気にしない。
②完璧じゃなくて大丈夫
特に日本人は間違えることを恥ずかしがる傾向にある気がします。日本は文法がメインの教育というのもあるのか、完璧に話そうとしていませんか?
英語を話すうえで文型は大事だなと感じるところですが、コミュニケーションの基本は「自分の気持ちを伝える」ということ。
そこで私は伝え方は下手で間違っていても、相手に何とか伝わればゴールだと思うようにしています。
③他の留学生と比べない
とても英語の上手な同じ留学生に出会うとうらやましいって思っちゃいますよね。私もルームメイトが同じ留学生なのですが、ネイティブレベルで発音もとってもきれい。いつも「彼女くらい話せたらな~」って思っちゃいます 笑。
でも比べても仕方ない。誰もいきなり英語が話せるようになことはないし、むしろ上手な人をモチベーションにして自分は自分のペースでコツコツ英語学習を進めることが大事だと感じます。
④アクセントは自分のアイデンティティ
これまた日本人が気にしてしまいがちな「発音」。
アメリカは移民の国。私たち留学生と同じく、英語を100%に話さない人はたくさんいます。またシアトルはIT関連企業も多く、世界各国から人が集まっています。それぞれみんなアクセントがありますし、色んな英語が聞こえてきます。私はそれっておもしろいな~とつくづく思うのです。
方言は郷土遺産。特に関西から来た私にとって関西弁は自分の出身を表すもの。アメリカでもアクセントは私の個性で、このアメリカでも「日本弁イングリッシュ」を話していると思っています。
⑤私は英語が話せると思い込む
究極なのですが、「私は英語が話せる」と自分に言い聞かせ続けること。
人間というのは不思議なもので、ダメだと思うとより気分も落ち込んで自分をより黙らせてしまう気がします。
日本人にとって少し経験があるだけでは「できる」と言いにくいところはありますよね。少なくとも海外で英語を使って生活をしているみなさんは「英語話せます」、そう会話のときに自己暗示をかけ続けると不思議と「本当にできる」んですよ。
自信を持つって自分の可能性を広げるとても大事なマインドだと思いました。
留学中は恥ずかしいこと、悔しいことなど気持ちのアップダウンがたくさんありますよね。どれも自分を成長させる素晴らしい経験。
私も今でも悔しい思いをすることはありますが、その経験のおかげで5つの心がけにたどり着き今はシアトルでの生活がとても楽しいです。
海外生活ってキラキラしているようで意外と地味で大変なこともある。今もし留学生活に行き詰まりを感じているみなさん、まずはそんな頑張っている自分を褒めてあげてほしいなと思います。
せっかくの留学生活、どなたも実りあるものにしていただけたらと同じ留学生として願います。