ジャパンウィーク大盛況!
9月28日、ベルビュー・カレッジにて、今年で3回目となる「ジャパンウィーク(日本祭り)」が在シアトル日本国総領事館との共催で開かれました。昨年より多い、約8,000人の来場者が詰めかけ、約200名以上のボランティアも集まり、活気にあふれた1日となりました。
取材・文:沢村日菜子、裵 香里(ベルビュー・カレッジ生)
「ジャパンウィーク」の目玉となるのは、日本をテーマにした魅力的な出し物。来場者にとって、日本独自の文化を知る、または実際に体験できる絶好の機会となった。
宇和島屋の協賛により実現した団子作り体験教室は、定員を大幅に超える参加希望者が集まり、開始1時間前から並び始めていた人もいたほどの人気ぶり。日本ならではの食べ物である団子を、多くの現地の人たちが作り方を習い、「おいしい」と味わって食べる光景が見られた。またステージでは、ベルビュー・カレッジ卒業生で、けん玉世界チャンピオンでもある双子のニック&ザック・ギャラガー兄弟を司会に迎え、けん玉コンテストが行われた。13名の参加者が腕を競い合い、レベルの高い戦いが繰り広げられ、会場は大いに盛り上がった。
同じステージではクイズ大会も行われ、約80名がスマートフォンを使ってクイズに参加。日本に関する易しい問題から、日本人でも苦戦する雑学問題までが出題され、参加者含め、その場にいる全員が夢中になっていた。地元企業の協賛により、賞品はレストランのギフトカード、無料マッサージ券、ゲーム機など、とても豪華なラインナップ。優勝者はみんな大喜びだった。
コミュニティーから寄付された日本の品物を販売する蚤の市は、最後にはほとんど売り切れ状態となり、売上総額は約5,000ドルにも上った。利益は来年の運営費の一部となる。来年の一般公開日は10月3日を予定。次回のジャパンウィークにもぜひ期待したい。