読書の秋にベルビュー図書館を活用！〜特別レポート

読書の秋にベルビュー図書館を活用！

ベルビュー近郊に住む読者には身近な存在、ベルビュー図書館。この秋、館内やオンラインの充実するサービスを利用して、もっと本に親しんでみませんか？

取材・文：フォーリー由香

吹き抜け部分が大きく開放感抜群の館内。予約制のミーティング・ルームを完備し、趣味の集まりやコミュニティー活動にもぴったり！ 1階には、日本語を含め英語以外の言語で書かれた書籍が豊富にそろうコーナーも。3階には子ども向けの本が並び、中には日本語の絵本も見られる。

キング郡管轄のベルビュー図書館は、KCLS（キング・カウンティー・ライブラリー・システム）で管理されており、開館時間外でも専用機を使って本の返却が可能。また、館内にはセルフ・チェックアウトのカウンターも用意され、図書館員を介さずに本を借りられる。今年の5月から遅延料が廃止され、利便性はますます高まった。ただし、貸出期限を60日以上過ぎた場合は紛失とみなされ、弁償する必要があるので注意。

図書館でカードを発行後は、指定のアプリで本や音楽、映画を借りることができて便利。オーディオブックは、ドライブ中やいつもの家事、エクササイズ中にぜひ試して欲しい。

図書館カレンダーにも注目！ 大きく宣伝されてはいないが、幅広い年齢を対象に数々のイベントが行われている。絵本の読み聞かせから、ESLレッスン、編み物や裁縫、レゴ®遊び、ゲーム対戦、ボランティアによる家庭教師のプログラムまで多彩。実際、ベルビュー図書館を訪れると、マンツーマンで宿題を教えてもらっている子どもを目にするはずだ。イベントの内容は頻繁に更新されるので要チェック。移民向けの相談窓口も、渡米して間もない方は訪れてみると良いだろう。