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今月の季語:曼珠沙華 まんじゅしゃげ(秋)

【傍題】彼岸花、死人花(しびとばな)、天蓋花(てんがいばな)、幽霊花、捨子花(すてごばな) ヒガンバナ科の多年草で、彼岸頃、地下の鱗茎(りんけい)から30〜50センチの花茎を伸ばし、赤い炎のような花...

今月の季語:桔梗 ききょう(秋)

【傍題】きちかう、白桔梗 秋の七草の一つ。山野の日あたりの良い所に生えるキキョウ科の多年草の花。観賞用に庭などにも植えられる。八〜九月頃、枝状に青紫色の鐘形五裂の鮮麗な花を開く。園芸品種には、白い花...

今月の季語:花茣蓙 はなござ(夏)

【傍題】絵筵(えむしろ)、綾筵(あやむしろ)、絵茣蓙(えござ) 花柄や山水柄を編みこんだ夏用の茣蓙(ござ)である。一畳のものや二畳のものなどがあり、板の間や縁側に敷く。素足の足裏に触れる感覚を愛...

今月の季語:短夜(みじかよ)(夏)

【傍題】短夜(たんや)、明易し(あけやすし)、明早し、明急ぐ 短い夏の夜をいう。春分の日から夜は昼より短くなり、夏至は最も夜が短く、四時頃から夜が明けかかる。俳句では、そうした物理的な短さという...

今月の季語「新緑(しんりょく)」(夏)

「新緑」とは心が洗われるような初夏の若葉の緑をさす。 若葉は緑の柔らかさを感じさせ、新緑は目覚めるような溌剌(はつらつ)とした感じを抱かせる。夏の到来を告げる清新さは「新緑」のさわやかな響きがた...

今月の季語「花衣」

「花衣」とはお花見に行く時に女性が着る晴れ着である。古くは「桜がさね」という襲(かさね)の色目を「花衣」の意で用いた。また元禄の頃、豪華な花見小袖が流行した。現在では花時に着る美服をさすが、「花衣」に...

今月の季語 「沈丁花」

ジンチョウゲ科常緑低木の花。中国原産。庭木として植えられることが多く、早春から開花する。甘い強い香りが特徴で、その姿よりも香りで花が咲いたことを知る。和名の由来は沈香(じんこう/伽羅/樹液が固まって特...

今月の季語 「余寒」

二月四日は「立春」、暦の上では春である。立春は節分の翌日にあたり、寒気の中にもかすかな春の兆しが感じられる。立春をもって寒は開ける。今月ご紹介する季語「余寒」は寒明け後の寒さを云う。「春寒」には春であ...

今月の季語 2017年1月

今回から始まる連載「今月の季語」では、俳句で使われる季語を紹介していく。季語とは俳句で特定の季節を表す言葉だ。季節は新年、春、夏、秋、冬の五つに区分される。新年の季語には「初」がつく語句が多い。初をつ...

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