東日本大震災が起きた2011年に、復興支援のために立ち上げられたプロミュージシャングループ「ソングス・オブ・ホープ（Songs of Hope）」の呼びかけを受け、2012年の1周年メモリアルコンサートでは、120名以上のアマチュアが参加するコミュニティ合唱団「コーラス・オブ・ホープ（Chorus of Hope）」が結成された。その際、リンウッドの混声合唱団「サウンド・シンガーズ（Sound Singers）」、ベルビューの女声合唱団「エコー・コーラス（Echo Chorus）」、並びにシアトルの男声合唱団「EGC （Evergreen Glee Club）」もコアメンバーとして参加し、それ以降活動を共にしている。
この日本語ベースの合唱団が、震災6年目にあたる今年3月11日（土）午後5時半より、ベルビュー・チルドレンズ・アカデミー（Bellevue Children’s Academy）にて、初の合唱祭を共催する。
同合唱祭の目的は、東日本大震災があったことを語り継いでいくこと 、震災を機に生まれた「歌の輪」と「繋がり」を育てていくこと、日本の合唱の素晴らしさを広め、楽しんでもらうこと。
プログラムは三団体のレパートリーのほか、ゲストにシアトル在住の日本人シンガーソングライター、福島邦子さんを迎える。また合唱団メンバー以外の一般人も参加できる「全員合唱」が企画されている。今年は『大地讃頌』『群青』の2曲が選ばれた。参加希望者には、事前に楽譜と練習用音源が配られ、合唱祭当日の午後4時半からリハーサルが行われる。年齢制限はなく、合唱経験がない人でも参加できる。2曲のうち1曲だけの参加も可能。コンサート終了後には、来場者も参加できるポットラックを予定している。希望者、家族はシェアできる食べ物を一品持参。
日本語での大合唱を楽しむ貴重な機会、ご興味ある方はぜひご参加を。
イベントの詳細は、Facebook「シアトル合唱祭（www.facebook.com/events/160873927736240/）」を参照のこと。
問い合わせ先：gasshouinseattle@gmail.com（シアトル合唱祭担当）
