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『日々の光(原題:The Sun Gods)』 著者、ジェイ・ルービン氏の出版記念トークショー・サイン会

IMG_0020-e1439757393410 ハーバード大学名誉教授で村上春樹著作の翻訳者として知られるジェイ・ルービン氏が、このほど処女小説『The Sun Gods』を出版し、その日本語訳 『日々の光』が7月31日、新潮社から出版された。本書は、激動の第二次世界大戦前夜から戦後の日米を舞台に展開する、感動とサスペンスに満ちた物語 だ。 日本語訳の出版に際し、ルービン氏は「日本ではとても重要な翻訳者である柴田元幸さんが私の作品を自ら訳してくれるなんて、『夢が現実になった』と いうよりも、『夢にも思わなかったことが実現した』という気分ですね」とコメントしている。 出版を記念してルービン氏のトークショー及びサイン会が11月15日午後1時から、チャイナタウンの和みティーハウスで開催される。本書を執筆するに 至った動機や、執筆秘話などを聞くことができるトークショーのほかに、質疑応答、サイン会も催され、ルービン氏と直接話ができる貴重な機会が設けら れる。本書は原書($15)、日本語訳($44.95)ともに、紀伊國屋書店シアトル店および当日会場で購入可能。

日時:11月15日(日)1pm~3pm

場所:Nagomi Tea House(519 6th Ave. S., Seattle, WA 98104)

お問い合わせ:speak@chinmusicpress.com

著者プロフィール: ジェイ・ルービン(Jay Rubin) 1941年ワシントンD.C.生まれ。ハーバード大学名誉教授、翻訳家。シカゴ大学で博士課程修了ののち、ワシントン大学教授、ハーバード大学教授を歴 任。芥川龍之介、夏目漱石など日本を代表する作品の翻訳多数。特に村上春樹作品の翻訳家として世界的に知られる。著書に、『Injurious to Public Morals: Writers and the Meiji State』(『風俗壊乱:明治国家と文芸の検閲』世織書房)、『Haruki Murakami and the Music of Words』(『ハルキ・ ムラカミと言葉の音楽』新潮社)、編著『Rashomon and Seventeen Other Stories』(『芥川龍之介短編集』新潮社)等がある。英訳書に、夏目漱石 『三四郎』『抗夫』、村上春樹『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『神の子どもたちはみな踊る』『アフターダーク』『1Q84』『小沢征爾さ んと、音楽について話をする』など。