日本のポップ・カルチャーを紹介！
ノースウエスト最大級のアニメの祭典
「サクラコン2023」 http://sakuracon.org
近年増えてきたシアトル界隈でのアニメ・イベントの草分け的存在が、毎年春に開催される「サクラコン」。今年は4月7日から9日までダウンタウンのコンベンション・センターで開催されます。日本のポップ・カルチャーの魅力に触れ、新たな世界を発見しませんか？
アニメやマンガ、音楽、ファッションなど、幅広い分野で愛される日本のポップ・カルチャー。近年では、動画配信サービスの普及も後押しとなり、世界中の若者たちが独学で日本語を学ぶなど、ファン層が拡大している。
ファンたちにとってシアトルでのアニメやマンガの殿堂とも言えるサクラコンは、1998年にタクウィラで始まった。もともとはアニメ・ファンのためのパーティー・イベントでしかなかったが、参加者数は年々増加し、現在は全米で5番目に規模の大きいアニメ・ファンの祭典として知られるようになった。毎年、世界中から集まった2万人以上のファンが日本のポップ・カルチャーを通して交流を楽しんでいる。
運営を担うのは、ノースウエスト地域のアジア文化・芸術の振興を目的とした非営利団体、アジア・ノースウエスト文化教育協会（ANCEA）のボランティア・スタッフたち。「ファンによるファンのためのイベント」をモットーに、日本のアニメ・マンガ文化の普及に尽力している。サクラコンは多くの企業やアーティストからも注目され、新作発表やファンとの交流の場として認知される。今やアニメ・マンガ業界にとっては欠かせない、春の風物詩となりつつある。
主なイベント内容
26回目となる「サクラコン2023」は、今年1月にパラマウント・シアター向かいに完成したばかりの新コンベンション・センター「サミット」と、そこから1.5ブロック離れた 旧館の「アーチ」両棟でデュアル開催される。イベント・エリアの拡大が実現し、いっそうパワーアップした内容となること間違いなし！
企業や団体のブース出展ほか、アニメ関連グッズの販売会、各種セミナー、さらにアニメ、マンガ、音楽、ゲーム業界で活躍する日米の著名人によるパネルディスカッション、ライブ・ミュージック、アニメの上映会など、24時間楽しめるさまざまなプログラムが用意されている。日本のアニメやマンガに興味がある人、日本文化に親しみたい人はもちろん、国際交流を通して誰もが有意義な時間を過ごすことができるだろう。
そのほか、ロック・バンドのFLOW、アニメ監督の武藤健司氏、アニメーション・スタジオの「オレンジ」からチーフ・プロデューサーの和氣澄賢氏とプロデューサーの渡邊喜洋氏などを迎える予定だ。
● 参加方法
イベントは3日にわたり開催されるが、1日ごとのチケット販売はなく、ANCEAの会員登録により3日間通しての入場が可能に。事前の会員登録はオンラインから（https://app.joinit.com/o/anceasakura-con）。当日、会場へ入るには会員証明となるバッジの着用が必要で、会場入り口で受け取ることができる。政府発行の写真付き身分証明書を忘れずに。
PICK UP!
地元の伝統芸能グループによるパフォーマンスや
ワークショップも！
サクラコンは教育的要素も豊富で、地元の文化団体によるさまざまな催し物がある。生け花、太鼓、琴、着物など、10以上の文化団体や総領事館が実施するパフォーマンスや展示、多彩なプログラムは必見！
正武流 居合抜刀術／凸凹太鼓／いけばな草月流／イースト・ウエスト茶の湯センター（EWCC）／風太鼓／歌舞伎アカデミー ほか
INFO
Sakura-Con 2023
日程：4月7日（金）～9日（日）
場所：Convention Center Arch Building 705 Pike St., Seattle, WA 98101
Summit Building 900 Pine St., Seattle, WA 98101
料金：ANCEA年会費$100（4日7pmまでの会員登録で$90）、 6～12歳$50、5歳以下無料 ※19歳
以下は会員登録済みの 保護者の同伴必須
問い合わせ：info@sakuracon.org
詳細：http://sakuracon.org
