Home 観光・エンタメ 和を感じられるインテリアで...

和を感じられるインテリアで落ち着きを

美と精巧さに目を奪われる日本のアンティーク品は、眺めていると職人の息づかいや背景にある物語まで伝わってきそう。その魅力をぜひ、おうちのスタイリングに生かしてみて和を感じられはいかがでしょうか?

古き良き和風小物がたくさん
宝石箱

季節に合わせてディスプレイを工夫

100年以上の長い歴史を有する建物、ワシントン州日本文化会館(JCCCW)東館1階に位置する宝石箱では、寄付により集まった日本製の中古品を販売。特に食器類と人形類が目立ち、古い時代のものから、比較的新しいものまでが陳列棚に収まる。たとえば、人気のおちょこと徳利の酒器セットも、数ドルからとお値打ち。日系3世・4世が主な客層だが、日本人や日本文化に興味がある地元の人も多く訪れるそう。

2011年にオープンした実店舗に加え、オンライン・ストアも2020年に開設しているが、扱う商品は異なるので注意。オンライン・ストアは毎週木曜日、実店舗は毎日、商品の入れ替えがあり、セールも6月下旬、ブラック・フライデーの翌日など、年に数回実施する。

◀︎ 8ドルの酒器セット。奥にはキャンドルホルダーと、今では見かけなくなったタイプの灰

額に入れれば見事なアートになる浮世絵のレプリカが、なんと 12ドルと 15ドルで!

面白い形のひょうたん

西洋風の人形($60)

Hosekibako
1414 S. Weller St., Seattle, WA 98144
営業時間:10am~3pm 定休:月~水
☎206-568-7114、hosekibako@jcccw.org
www.jcccw.org/hosekibako
@hosekibako_seattle

日本の古美術品がそろい踏み
京都アート&アンティークス

足繁く通うファンも少なくない骨董市、京都アート&アンティークスは、ジョージタウンにある約1万平方フィートもの面積を持つ倉庫を会場に、2003年から年に2回開催。卸売りを目的とし、商品調達に注力したいとのこだわりから、期間限定にしているそう。春、秋それぞれ11日間にわたって、さまざまな商品が販売される。約8割は日本製だが、インドネシア、インド、タイ、中国など、アジア各国で仕入れた物品も見られる。

巨大倉庫を会場としているため立派な大型家具もよりどりみどり
100年以上前の貴重な食器類
木製の菓子型

家具や陶器のほか、アメリカではあまりお目にかかれない茶道具、お面、織物、巻物、屏風、彫刻、仏物、石灯籠、武具も。価格は10ドルからと、そこまで敷居は高くない。美術館に並んでいてもおかしくないような長い歴史を感じさせる、数千ドル級のアンティーク品は必見。

Kyoto Art and Antiques
5840 Airport Way S., Seattle, WA 98108
次回日程:5月23日(木)~6月2日(日)11am~6pm
☎︎206-381-9871
www.kyotoartandantiques.com