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シアトル・シンフォニー

シアトル近郊のオペラやシアターなどの2018・2019年度版の情報をお届けします。

シアトル・シンフォニー

定期公演(マスター・ワークス)のほかに、ポップス、バロック&ワイン・テイスティング、子ども向けコンサート、ホリデー・スペシャルなど、バラエティーに富んだプログラム。全スケジュールはウェブサイトを参照。

会場:Benaroya Hall
(200 University St., Seattle, WA 98101)
チケット:ウェブサイト、会場のチケットオフィス
(月~金 11am~6pm)、または☎︎206-543-4880で購入。
問い合わせ:☎206-215-4700
詳細:www.seattlesymphony.org

9月12日(水)・9月13日(木)
Distant Worlds: Music From FINAL FANTASY With The Seattle Symphony
記念すべき今年度最初のシアトル・シンフォニーのパフォーマンスは日本作品。日本が誇る世界的大ヒットを博した「ファイナル・ファンタジー」シリーズの生誕30周年記念世界ツアーが、アメリカ・ヨーロッパの諸都市を経て、ついにシアトルにやって来る!植松伸夫とグラミー賞指揮者のアーニー・ロスを擁し、映像を使った演出で観客をファイナルファンタジーの世界へといざなう。


9月18日(火)
Al Di Meola: Opus Tour 2018
アメリカのジャズ・フュージョン・ギタリスト、アル・ディ・メオラによる、アルバム「OPUS」を引っ提げて行われるツアー公演。並外れた演奏技術と自身作曲のオリジナル曲の複雑さで知られると共に、ラテンやアコースティック、コンテンポラリーといったジャンルの多様さでも聴く人を引き付けてやまない。VIPチケットだとQAセッションや記念撮影も可能。ワシントン州ではこの1日のみの公演なので、お見逃しなく。


9月20日(木)~9月23日(日)
Beethoven Violin Concerto
ベートーヴェン作品の中でも特に穏やかで耳に優しく聴きやすい。メンデルスゾーンの作品64、ブラームスの作品と共に「3大バイオリン協奏曲」として知られる作品。バイオリニストにオーガスティン・ハーデリッシュを迎え、不朽の名作が3日間にわたって上演される。


9月23日(日)
An Evening with George Winston
作曲家でありピアニストでもあるジョージ・ウィンストンによる、1日限りの癒しの夕べ。ジョージ・ウィンストンの音楽は、アルバム「オータム」「 ウィンター・イントゥ・スプリング」など自然風景をもとにした作品が多く、ニューエイジ・ミュージックの巨匠として挙げられる人物のうちのひとり。フォークやR&B、ブルース、ロックなど多様なジャンルから影響を受けた彼の音楽は多くの人の心を打つこと間違いなし。極上の癒しをぜひベナロヤ・ホールで。


9月27日(木)~9月29日(土)
Morlot Conduct Ravel
フランスの名作曲家であるドビュッシーの作品を、シアトル・シンフォニー専属指揮者のルドビック・モルロットとピアニストのスティーブン・オスボーンを迎え3日間にわたり上演する。中でも目玉なのが「春」。メロディアスで時にダイナミック、時に繊細なこの曲は観客の心をつかんで離さない。クラシック初心者でも大ファンでも、本物の音楽に満足できるはず。


9月30日(日)
Emerging Artist: Gabriel Royal
ニューヨークの地下鉄で1ドルとチェロだけで演奏活動を始め、その地で音楽マネジャーの目に留まり一躍名を上げたシンガー・ソング・ライター、ガブリエル・ロイヤル。彼による一夜限りのシアトル公演がべナロヤ・ホールで行われる。スティービー・ワンダーのリズムやバート・バカラックのジャズ要素を取り入れた独自のスタイルはとても耳になじみやすく、オシャレな夜にぴったりだ。


10月2日(火)・10月3日(水)
Leslie Odom, Jr. with the Seattle Symphony
大人気ミュージカル「ハミルトン」にアーロン・バー役として出演し、ブロードウェイに旋風を巻き起こしたレスリー・オドム・Jr。今回この2日間、シアトル・シンフォニーと共演し、ブロードウェイの伝統とジャズのヒット曲の融合を楽しめるステージを上演する。心を打つ彼の歌声とシアトル・シンフォニーの演奏に、大興奮すること間違いなし。


10月5日(金)・10月6日(土)(計4公演)
The Strings: Twinkle Twinkle Little Star
0歳から5歳児向けの公演。オーケストラの中で最も大所帯である弦楽器を使って童謡や古くから伝わる子ども向けの曲を演奏する。公演の30分前に会場入りすれば、「楽器動物園」という企画や、パーカッションで遊べるプレイ・グラウンド、工作などのアクティビティーも楽しめる。小さい子どものいる家族の時間におすすめだ。


10月5日(金)~10月7日(日)
‘80s Rewind
スティング、エルトン・ジョン、ライオネル・リッチー、シンディ・ローパーといった1980年代のメガ・ヒット曲を上演。ゲスト歌手にブロードウェイ・スターであるニコル・パーカーとアーロン・C・フィンリー、指揮者にスチュアート・チャフェッツを迎え、豪華なステージが実現。これは見逃せない。


10月11日(木)~10月14日(日)
Beethoven Piano Concerto
オーケストラによるクラシック音楽の中でも親しみやすいと言えるピアノ・コンチェルト。今回はベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番の上演だ。明朗かつ快活で光と影のコントラストが見事な第1楽章、変イ長調で安らぎを感じる第2楽章、アップテンポで生命力にあふれた推進力のあるロンド形式の第3楽章の構成。併せて上演されるシューマンの交響曲第2番も注目だ。


11月8日(木)~11月10日(土)
Tchaikovsky Symphony No. 4
チャイコフスキーの特徴であるドラマチックかつ繊細な展開と、美しい旋律でクラシック初心者でも楽しめる作品。バイオリニストにバクトリア・ムローヴァ氏、チェリストにマシュー・バレリー氏を迎え、2日間限定で演奏される。


11月13日(火)
Vienna Boys Choir
日本でも絶えない人気があるウィーン少年合唱団の1日限りの公演。少年たちの澄み切った歌声は極上の癒しになること間違いなし。選曲も、公演地域に合わせたものや、楽しいパフォーマンスを交えたものもあり、子どもから大人まで楽しめる。


11月29日(木)~12月1日(土)
Rachmaninov Piano Concerto No.2
フィギュアスケーターの浅田真央選手や高橋大輔選手が試合で使用したことで日本人にも耳なじみのある曲。ラフマニノフの作品の中でも名作と言われ、世界中の人々に親しまれている。ピアノソロはかなり難度が高く聴きごたえがあり、静かでありながらドラマチックな曲調は聴く人を感動の渦に巻き込む。


12月28日(金)~12月30日(日)
Beethoven Symphony No.9
日本では「第九」という愛称で親しまれる、年末の定番の曲。シアトルでも3日間にわたり楽しめる。有名過ぎるクライマックスのコーラスと豪華なオーケストラを味わいに、ベナロヤ・ホールへ足を運んでみては。


2019年2月8日(金)~2月10日(日)
E.T. The Extra-Terrestrial in Concert
スティーブン・スピルバーグ監督の名作のひとつ、「E.T.」。作曲は「スターウォーズ」や「ジョーズ」「インディ・ジョーンズ」」「ハリーポッター」シリーズも手掛けたことで知られる映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ。巨大スクリーンに映し出される映画の映像とオーケストラのBGMで、E.T. の世界観を楽しめる貴重な機会。


2019年3月29日(金)~3月31日(日)
The Glenn Miller Orchestra
偉大なジャズ・ミュージシャンであり作曲家でもあったグレン・ミラーによって創立され、今年で80周年を迎えるザ・グレン・ミラー・オーケストラによる公演。存命の時期は第二次世界大戦の慰問のために演奏していたという彼のジャズは、今も多くの人の心を豊かな気持ちにする。


2019年4月4日(木)~4月7日(日)
Brahms Piano Concerto No.1
ブラームスと聞いて穏やかな曲調を思い浮かべる人が多いが、激しく心を打つシーンや美しいピアノソロが楽しいのがピアノ協奏曲第1番だ。ピアニストにガリック・オルソンを迎えて3日間にわたり行われる公演。


2019年6月6日(木)~6月9日(日)
Holst The Planets
日本でもなじみの深い、グスターヴ・ホルストによる組曲「惑星」。圧倒的な知名度を誇る「木星」が最も有名だが、他の6曲も名曲ぞろい。誰でも耳にしたことのあるメロディーと、大迫力のオーケストラのサウンドに圧倒されに、ぜひ足を運んでみては。