日本人留学生の僕が、アメリカ人の彼女と出会い交際するまでを綴った留学生の恋愛事情。
第3弾はいよいよシリーズ・フィナーレ、「ドキドキの告白編」です!
「どうやって告白したのか」「実際付き合って3ヶ月たった今はどんな感じなの?」について書いていきたいと思います。
僕がアメリカ人の彼女に出会って初デートに誘い、何度かデートを重ねたのちに運命のバレンタインデーを迎えました。みなさんご存知だとは思いますが、アメリカのバレンタインデーは男の子から女の子へプレゼントを渡します。日本のバレンタインデーの、女の子が思いを寄せる男の子にチョコを渡す文化とは真逆ですね。
僕の周りのアメリカにいる日本人同士カップルは、アメリカ式か日本式?どっちがチョコを渡すのかと揉めていました(笑)
僕自身、バレンタインデーに女の子に何かするというのは初めて。なかなか悩みましたね。さらに告白をするつもりだったので、バレンタイン当日の授業は集中力ゼロでした(笑)
ちなみにアメリカでは「付き合ってください」と言って交際が始まる、日本のような告白文化がありません。知り合ったあと仲良くなってからの、「デーティング期間」と呼ばれる友達以上恋人未満の関係を経て、いつのまにか彼氏・彼女の関係となっていることも多いよう。
この「デーティング期間」というのが厄介。一方は付き合っていると思っていたが、もう一方はそうではない思っていたということもあるそう。はっきりさせるために告白するアメリカ人もいると聞くので、人によると思います。
時間に限りのある留学生の僕は、長く「デーティング期間」を楽しむ余裕はないため告白スタイルをとることにしました。そこで大きな悩みとなるのが、結果を左右しかねない「告白の言葉」と「バレンタインデーのギフト」です!
バレンタインの当日は映画館デートに行きました。ギフトについては僕も気合いが入っていたため、バラの花束でも用意しようかと思いました。が、さすがに恥ずかしく断念。高級チョコレートを用意しました。
肝心の告白の言葉。みなさん知っての通り、僕が頼りにするのはインターネット。告白のフレーズもこれまたネットからいくつか仕入れました(笑)まず僕がスムーズに発音できそうなもの、そしてロマンチック、重すぎないものを選びました。
映画を見終わり、映画館近くのベンチで座っていた時にその瞬間は訪れました。バレンタインデーの数日前に「I can’t stop thinking of you」というメッセージを送ったり、好意はほのめかしていました。が、緊張のため準備したフレーズも全く口から出てこず(笑)最後に「Will you be my girlfriend?」と言ったところ、彼女は驚いた様子でしたが「YES」と返事をもらい、晴れてお付き合いすることとなりました。
(ちなみに「I love you」は真剣なシチュエーションで使うもので、告白で使うには強すぎます。付き合って間もない場合、「I like you」でも好きの気持ちを伝えるには十分なようです。)
嬉しすぎましたね。緊張から解放され、やっとリラックスして話せるように。記念に2人で写真を数枚撮り、その日のデートを終えました。幸せな帰り道でした。アメリカの夜道は注意しないといけないのですが(エリアにもよりますが実際本当に危ないです)、その日だけは幸せすぎてボーっとしながら帰りました。
僕のアメリカでの恋愛事情は好きな人と結ばれるという、ハッピーエンドで幕を閉じました。
つづく