ビル&メリンダ・ゲイツ財団 馬渕俊介氏講演会
ゲイツ財団、世界銀行での経験から学ぶリーダーシップの取り方
取材・文:坂元小夜
シアトル・ネットワーキング・グループ(www.facebook.com/seattlewakate)の主催で、6月13日に行われた馬渕さんの講演会。ゲイツ財団が最も力を入れている、途上国などに対する保健医療の改善プロジェクトを担う馬渕さんの口から、現場での貴重な経験について語られた。
講演後の座談会では、ポケモンインターナショナルの永田香澄さん進行により、元ゲイツ財団職員で現在はフリーコンサルタントの渡辺佑子さん、マイクロソフトの大関聡子さんと共に、国際的な職場で働くことの難しさや面白さ、成功する秘訣についての意見が交わされた。
ここでも話題に上がったのが、日本的な考え方や仕事の仕方が国際舞台でいかに有効かということ。1対1で関係性を作ることや、協調性を大切にすることなどが、仕事のしやすさに大きく貢献するという意見で登壇者全員が一致。閉会予定時刻を過ぎても参加者からの質問が相次ぐ、エネルギッシュな会となった。