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シアトル目線で見るNBA、知っておきたい4選手

ベースボールワールドシリーズ初日に開幕を迎えたNBA。2008年にスーパーソニックスがオクラホマシティへ移転したシアトルでは、今なお応援するチームがなくなったと嘆く声が絶えません。地理的に一番近いチームはポートランドのトレイルブレイザーズですが、元々スーパーソニックスとはライバル関係にあったチーム。将来シアトルにチームが復活する可能性もなきにしもあらず、そう簡単に手のひらを返すわけにはいきません。そんな状況の中、シアトルのバスケファンは特定のチームを選ばず、地元出身選手を優先的に応援しているようです。チームはなくなれど、NBAでは複数のシアトル出身選手が活躍中。その中でもぜひ知っておきたい4選手をご紹介します。

毎夏シアトル・パシフィック大でプロアマリーグを主催しているじゃマール・クロフォード。自らアマチュア選手との試合に参加している。
毎夏シアトルパシフィック大でプロアマリーグを主催しているジャマールクロフォード自らアマチュア選手との試合に参加している

ジャマール・クロフォード(ロサンゼルス・クリッパーズ)|シアトル生まれ。バスケの名門レーニア高校からミシガン大を経てNBA入りし、今季で16年目の35歳。2014年には通算2度目の「シックスマン賞(先発出場ではなく、ベンチスタートで最も活躍した選手に贈られる賞)」を受賞。ドリブルする手を左右素早く切り替え、ディフェンス選手を揺さぶる「クロスオーバー」プレーが得意。ツイッターのアカウント名も「JCrossover」。

ザック・ラビーン(ミネソタ・ティンバーウルブズ)|レントン生まれ。ボセル高校からUCLAを経て2014年のドラフトでNBA入り。今年3月に20歳になったばかりで、大学ではたった1年プレーしたのみ。新人シーズン最大のハイライトは、オールスター戦恒例のスラムダンクコンテスト。ジャンプしながら左手で受けたボールを、股下や背後で右手へ回した後にダンクを炸裂。100点満点で予選を通過し、見事に優勝。

ネイト・ロビンソン(フリーエージェント)|シアトル生まれ。クロフォードと同じレーニア高校からワシントン大を経てNBA入りした31歳。身長175センチながら、1メートルを越す驚異的なジャンプ力を生かし、スラムダンクコンテストで3回の優勝経験あり(NBA最多記録)。今季開幕前にニューオーリンズ・ペリカンズと契約するも、2試合出場後に解雇され、現在、所属チームなし。

アイザイア・トーマス (ボストン・セルティックス)|タコマ生まれ。カーティス高校からコネチカット州のプレップスクールを経てワシントン大へ。大学の先輩にあたるロビンソンとは175センチの背の「低さ」が同じ。そのよしみもあり、ワシントン大ではロビンソンがつけていた背番号2の使用が許可される。2011年のドラフトではサクラメント・キングスから最下位(全体60位)で指名を受けプロ入り。今季からセルティックスへ移籍した26歳。

 

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