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スキンケアの前に重要なのが洗顔!

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スキンケアの前に重要なのが洗顔!

肌を清潔に保つためには、メイク、肌に付いたほこりや汗、皮脂などの汚れを洗顔できれいに落とすことは欠かせません。メイクしたまま眠ったり、間違った方法で洗顔を続けたりすると、乾燥や肌荒れ、色素沈着の原因になることも。今回はスキンケアの基本に立ち返り、洗顔料の種類と特徴について書きたいと思います。

洗顔料(クレンジング剤)の種類

洗顔料のもととなる成分は、①油分、②界面活性剤(油と水をなじませる働きをする)、③水、④水溶性成分です。これら4つの配合を変えることでさまざまな洗顔料を作れます。洗顔料を選ぶ時は、メイクの濃さ、肌質、肌状態などを見極めることが大切です。きれいになるための洗顔で肌を傷付けてしまうことのないように、自分の肌に合ったものを選びましょう

●クレンジングオイル

【洗浄力:強】
主な成分は油分で、界面活性剤も使われている。メイクとのなじみが早く、簡単にメイクオフが可能。ウォータープルーフのマスカラやリキッドファンデーションもよく落ちる。オイルが肌に残りやすいので、W洗顔は必須。洗浄力が強く、必要な皮脂まで洗い流すことがあり、乾燥肌を招きやすい。

●クレンジングリキッド

【洗浄力:強】
水に油分溶解成分が配合されており、界面活性剤の配合量が多い。オイルが肌に残りにくいので、さっぱりと洗える。製品によってはW洗顔不要の場合も。ウォータープルーフのマスカラ、リキッドファンデーションが落ちやすい。合成界面活性剤の配合量が多いため、必要な皮脂まで洗い流し、乾燥肌の原因になりやすい。

●クレンジングジェル

【洗浄力:リキッドと同じか、少し穏やか】
同じジェル・タイプでもオイルインとオイルフリーがあるので、しっかりと成分確認する必要がある。オイルフリー・タイプは、界面活性剤による洗浄成分でメイクを落とすため、オイルイン・タイプよりもメイクが落ちにくいが、さっぱりとした洗い心地。また、オイルフリーの製品は、まつげのエクステ中でも使用できる。オイルをジェル状にしたオイルイン・タイプは界面活性剤+油分なので、メイクが簡単に落とせる。洗浄力に優れ、摩擦による肌への刺激も少ない。基本的には、ウォータープルーフ以外のメイクは落とすことができる。

●クレンジングクリーム

【洗浄力:やや穏やか】
油分を水分よりも多く配合。こってりなテクスチャーで肌への摩擦を軽減できる。洗浄力が強過ぎず、肌に必要なものまで落とさずに済む。簡単なメイクオフなら可能。敏感肌や乾燥肌向き。ウォータープルーフのメイクオフには不向きなことが多い。

●クレンジングミルク

【洗浄力:穏やか】
水分と油分のバランスが良い。摩擦が少なく肌に優しい。洗浄力がやや弱い分、メイクとなじませるのに時間がかかる。

●クレンジングウォーター

【洗浄力:中】
コットンになじませてふき取る形で使用する。ウォーターと名前が付くものの、界面活性剤でのクレンジングなので、洗浄力がある。また、種類によっては乾燥肌、敏感肌でも使える。コットン摩擦による刺激が、日常使いでは肌に負担。

●クレンジングシート

【洗浄力:中〜強】
シートに洗浄成分が染み込んでいるため、ふき取るだけでメイク落としができる。オイル・タイプ、洗い流し不要タイプ、低刺激タイプなどがある。ふき取るだけですすぎもいらないため、忙しい日も手軽で便利。また、外出先や旅行先など場所を選ばずに使える。ただし、毎日の使用は肌へ大きな負担になる。

まとめ

簡単に分類しましたが、製品により洗浄力や特徴などは異なります。オイル・タイプならメイク落としも簡単ですが、それだけ強力な成分が使われていることを忘れずに。目元や口元などポイントでのメイク落としや、メイクの濃さに応じた洗顔料の使い分けを考えてみてはいかがでしょうか

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坂上 美豊
2015年9月、ベルビューにオープンしたホリスティック・スパ、KIREIのオーナー兼エステティシャン。日本で芸能人御用達のエステティシャンに師事して習得した小顔マッサージも提供する。男の子2人の母。