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夏のペットケア ー ペットのために気をつけたいことは?

ペットのストレス緩和にマッサージ

massage15sm マッサージは自律神経の働きを向上させ、免疫力を高めるなど様々な効果があると同時に、ストレス緩和にもなることはご存知だと思います。これは人間だけではなく、動物にも同じことが言えます。夏の暑い日が続くと、人も動物もストレスがたまりますから、自宅でペットにマッサージをしてあげてはいかがでしょう。動物の毛に触れると人のストレス度も緩和されるので一石二鳥ですね!

自宅でできる簡単なマッサージ方法をご紹介します。

パッシブタッチ(Passive Touch):手のひらを体に乗せてそのまま軽く押さえる。しばらく置いたらスライドさせて次の箇所を押さえる。これを全身に行う。

エフェラージ(Effeurage):左右の手のひらで、交互に軽くゆっくりと全身をなでる。一つのストロークを長く。

スキンブラッシング(Skin Brushing):手のひらを下に向けた状態で、毛の上部を左右に払うように素早く動かす(何かの理由で運動ができない犬などには特におすすめ)

注意点

Massage2sm動物の大きさにもよりますが、一般にペットの皮膚は人間よりも薄いので力を入れると痛く感じてしまいます。人間の赤ちゃんをマッサージするようなソフトタッチを心がけてください。

運動した後など疲れている時にするのが最適。いやがる場合は無理に行わないでください。病気や熱がある時にはしないこと。長時間(20分以上)のマッサージの後は、しっかり水を飲ませるようにしましょう。

越宮照代 ワシントン州公認小型動物マッサージ師(Licensed Small Animal Massage Practitioner)

teruyokoshimiya@gmail.com