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ハーブ調味料で体においしく!

52939847-min シアトルならではの爽やかな夏がやってきましたね。薄着になるにつれ体型が気になり、ダイエットを意識する方も多いのではないでしょうか。てっとり早いのは食事制限と思いがちですが、栄養の偏りや不健康で痩せたりすると、夏が終わる頃から体調の不具合が始まる懸念もあります。一方で、体内環境を整えると不必要なむくみなどの解消にもなり、体重の変化はゆるやかなもののスキッとした健康的な体になっていきます。それに加え運動も大切ですが、日々の食生活が何より体作りには必要です。おいしくそしてハーブの恩恵ももらえる「基礎調味料」を手作りしてみませんか。

以前の記事でハーブビネガーについて書きましたが、酢やオイルにハーブを漬けるのはすでにおなじみだと思います。ハーブというと洋風料理をイメージされるかもしれませんが、実は和風にも合います。西洋ハーブやスパイスは、日本人には欠かせない「しょう油」にも使えます。我が家には、しょう油にカツオの荒削りをそのまま漬け込んだものと、ハーブ(スパイス)を漬け込んだものが幾つか冷蔵庫に常備されています。

私が作っているハーブ・スパイスしょう油の一例を挙げてみます。ニンニク+しょう油、スターアニス(八角)+しょう油、ローズマリー+しょう油、バジル+しょう油、コリアンダー+しょう油、ショウガ+しょう油など。

スターアニスしょう油は豚肉の料理、中華料理に合います。胃腸を整え、風邪など免疫が落ちている時におすすめです。ローズマリーやバジルしょう油は和風ドレッシングにも使えますし、和風パスタ、トマトの煮込み料理の隠し味にもOK。ショウガじょう油は豆腐料理に合います。

ハーブやスパイスは好みのものを何でも漬け込んで試してみると、意外なおいしさに驚かれることでしょう。小さなガラスボトルに、実験だと思って少量ずつ漬け込んで試してみると楽しいですね。

ハーブなどの自然素材からの薬効はすぐに感じるものではなく、日々の積み重ねの結果、風邪を引きにくくなったり、胃腸の調子が良くなったなど、意識しないうちに体調が整ってくるものですから、ぜひ日々の食事の中で取り入れてみてください。

[フィトアロマ]