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年末年始で行うダイエット〜美ボディーをつくるトレーニング

シアトル地域レドモンドを拠点に活躍するプライベート・トレーナーの島田耕太さんが、自宅でできるトレーニング法を解説します。

🏋️年末年始で行うダイエット🏃

2023年も残すところあとわずか、パーティー・シーズンの到来です。飲食の機会が増えると、体重や体脂肪が気になりますよね。こういう時期こそダイエットを意識し、日々の食生活を健康的なものに変えていきたいものです。

具体的には、糖質を抑え、自然食材を中心にタンパク質と食物繊維を多めに摂取するのが理想。揚げ物や間食はなるべく避け、飲酒も控えます。パーティー当日も、開始時刻までは普段通りの食習慣を続けてください。たとえば、午後6時から始まる場合、朝食と昼食はちゃんと食べておくことで、パーティーでの食べ過ぎを防ぐことができます。

パーティーの翌日は朝食を抜いても大丈夫。「昨日は食べ過ぎたな」と思ったら、無理にお腹に入れる必要はありません。食事を抜くことで消化器官の回復につながります。また、胃腸が弱っている可能性が高いので、水分補給を心がけると共に、食べる際はできるだけ消化の良いものを選びましょう。おかゆ、雑炊、うどん、そばなどが考えられますが、炭水化物が増えてしまうので、脂質の摂取を極力減らしてください。

運動は、ウォーキングなどの有酸素運動と筋トレをそれぞれ週3日行うのがおすすめ。ウォーキングは1回20~30分を目安に、普段よりも大股で歩くようにしましょう。早歩きでなくて構いません。特にパーティー翌日は、多少つらくても20分ほどウォーキングをすると、二日酔いや胃もたれなどの症状を軽減できます。水分補給を忘れずに。

筋トレは3~5種のエクササイズを各15回または30秒ずつ、1分以内の休憩を挟んで3、4セット行います。休憩時間を短くすることで心拍数も上がり、より効率良くカロリーを消費できるでしょう。きつくなってきたら休憩時間を長くして。体全体をカバーするエクササイズなら、より多くの筋肉を動かせます。

下のエクササイズ3種を、パーティー・シーズンに週3回、休憩を1、2分取って3、4セット行いましょう。エクササイズ後にウォーキングをしても問題ありません。

今月のトレーニング

STEP 1
スラスター 15回または30秒

スクワットとショルダープレスを組み合わせたエクササイズです。ダンベルを肩の位置に持ちながらかがんでいき、立ち上がる時にダンベルごと腕を頭上に持ち上げます。ダンベルはペットボトルなどで代用可。肩の弱い方は何も持たずに行ってみてください。

STEP 2
マウンテン・クライマー 15回または30秒

プランクともも上げを組み合わせたエクササイズ。腕立て伏せの状態から膝を左右交互に胸の下まで持っていきましょう。お尻が上がらないように注意。椅子、ダイニング・テーブル、壁などに手をつくと負荷を軽減できます。

STEP 3
ちょこっとバーピー 15回または30秒

バーピーというエクササイズを簡単にしたものです。まず、腕立て伏せの状態から足を手の位置まで持っていき、立ち上がりましょう。そこから、いったん両手を床に置いてから足を最初の位置に戻します。難しい場合は、椅子やテーブルなどに手をついてもOK。

※健康上の不安がある場合は、必ず医師に相談のうえ行うようにしてください。

写真クレジット:Kota Shimada

※同記事は、インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、フィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う島田耕太さんが、資料や経験を元に執筆したものです。

Mastering Body Institute

9123 151st Ave. NE., Redmond, WA 98052
☎571-235-8580、 lifecultivation@gmail.com
www.masteringbodyinstitute.com

 

島田耕太
シアトル地域レドモンドを拠点とするプライベート・トレーナー。インディアナ州立大学でエクササイズ・サイエンス修士を取得し、1998年より個人、グループ、企業に向けてフィットネスおよび栄養コーチングの指導を行う。