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乾燥肌の保湿ケア
「保湿は大事」とわかっていても手を抜いていませんか? 肌の乾燥を甘く見ると途端に老け顔に。実は、乾燥肌はさまざまな肌トラブルの要因で、肌の老化を招くのです。肌と向き合い、乾燥知らずの保湿ケアを始めましょう。
乾燥肌って?
乾燥肌とは「肌の水分が減り、水分と油分のバランスが取れていない状態」のこと。メイクのノリが悪くなり、肌のかさつきや赤みが進行すると、かゆみや粉吹きにもつながります。肌の乾燥を知るには、洗顔してタオルドライのあと、そのまま夏は約10分、冬は約5分、放置します。その後、肌全体につっぱり感があれば「乾燥肌」です。
乾燥肌の原因とは?
肌は外側から表皮、真皮、皮下組織に分かれ、表皮は角質層を始めとする4層から成り立っています。いちばん外側にある角質層は肌の潤いを保ち、体内の水分蒸発と雑菌やアレルゲンなど外部の異物侵入を防ぐバリアの働きをしますが、寒い季節に肌の皮脂や汗の分泌が減ることで皮脂膜の機能が低下。バリアの働きが弱まると、乾燥などのトラブルに。また、保護機能を果たす皮脂膜が薄いと、かぶれや湿疹なども出やすく、肌の弾力性にも欠けてしまいます。暖房の使用により乾燥した肌は、間違ったスキンケアや洗顔、加齢、ストレス、睡眠不足などで乾燥が増長されます。
乾燥肌を予防・改善するには?
乾燥肌の予防・改善には、肌のバリア機能の回復が不可欠。毎日のスキンケアを改め、角質層の働きを正常に戻すことがいちばんの近道です。
① クレンジング剤を正しく使う
オイルクレンジングやシートタイプは、肌に必要な皮脂や細胞間脂質を取り除いてしまう恐れがあるので避けて。合成界面活性剤の配合量が少ないクリームやジェルタイプがおすすめ。オイルクレンジングはアイメイク落とし専用に。
② 洗顔は優しく
洗顔料をたっぷりと手に取り、肌をゴシゴシこすらずに優しく汚れを吸着させるイメージで洗顔。すすぐときにはぬるま湯を使いましょう。熱いお湯は肌に必要な皮脂、細胞間脂質を流してしまい、乾燥を招きます。洗顔後は清潔なタオルで軽く押さえるように水分を拭き取ってください。洗顔は1日2回まで。朝の洗顔はぬるま湯だけでもOKです。洗い過ぎには気を付けて。
③ 保湿化粧品でお手入れ
乾燥肌に必要な成分には、角質層内の成分を補うセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸、グリセリンなどがあります。加齢と共に減少していくので積極的に取り入れましょう。
④ 保湿ケアの手順
洗顔後は、化粧水、美容液、乳液、クリームの順にお手入れを。ベタつきが苦手だからと化粧水だけでケアすると、乾燥肌の原因に。
⑤ 体の内側もケア
血行を促進するたんぱく質や良質なオイル、そしてβカロテン、ビタミンEを中心としたビタミン、ミネラルも意識的に摂取しましょう。
まとめ
肌の刺激になる洗浄成分、香料、着色料、防腐剤の含まれるスキンケア製品にも注意が必要。低刺激表示のあるものを選びましょう。また、日中にミストなどを使用すると、肌表面は一時的に濡れても、実は肌の水分を余計に蒸発させる可能性も。保湿成分入りの美容液やクリームを塗るようにしてみましょう。
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