水素医学研究第一人者の日本医科大学の太田成男教授がロサンゼルスで講演した時の第一声が「水素はtoo goodです」でした。副作用が全くなく、病気、老化の原因になる活性酸素を取り除けるからだということです。活性酸素とはどんな状況で発生するのでしょうか？
呼吸によって取り入れた酸素のうち約2％が活性酸素になると言われています。その他、ストレス、紫外線、喫煙、過度な飲酒、食品添加物、大気汚染、早食い、大食い、放射線、激しい運動等も原因にあげられます。
水素水の効果
水素が作用するのは、体の中の悪玉活性酸素ヒドロキシルラジカルが発生する部分だけ。通常、降圧剤を飲むと高血圧の人はもちろん、健康な人も低血圧の人も全員血圧が下がりますが、水素は高血圧の人だけに作用します。その他、次のような効果が検証されています。
老化・ぼけ（認知症？）防止：高濃度水素溶解精製水の飲用が脳での活性酸素発生率が27％減少した。
動脈硬化：動脈硬化が生じやすいマウスに水素水を4カ月飲ませると動脈硬化が抑制された。
放射線治療：副作用にたいしても効力を発揮して軽減させる。
心筋梗塞：水素ガスの吸入によって心筋梗塞・虚血再灌流障害を軽減。
メタボリック症候群：メタボリック症候群の予備軍と診断された人に水素水を飲ませたところ酸化状態を軽減させた。
糖尿病：水素水を2型糖尿病疾患患者に与えたところ、脂質と糖代謝が改善され、耐糖能障害が抑制された。
その他にも、体が軽くなって風邪を引かなくなった。疲れが残らなくなった。ダイエット効果が出てきた。筋肉痛がなくなった。傷が早く治った。肩こりがなくなった。花粉症が軽くなった。アトピーの発赤が減った。便秘なくなった。熟睡できるようになった。血圧が下がった。冷え性が改善したなど、さまざまな声が聞かれます。
水素水の選び方と飲み方
1つは、商品の分類として「○○飲料水」とパッケージに書かれてある商品を選ぶこと。例えば、水に入れて水素を発生させるスティックなどは雑貨扱いになるので、何かトラブルがあった時製造の責任は食品ほど厳しく問われません。
もう1つのポイントは容器です。ペットボトルの容器からは水素はほとんど抜けてしまいます。アルミパウチ容器のものを選んでください。
飲む量は、1日に300〜500mlくらいから、水素の含有量が多いものだと200mlでもいいようです。開封したらすぐに全部飲むのが効果的で、10分くらいで身体に吸収されます。余分な水素は水素ガスとして1時間くらいかけて呼気から排出されます。
いつ飲めば一番効果的なのかはわかってないようです。基本的に、美味しく感じる時や、体内に活性酸素が多いと感じる時がいいようです。朝起きた時や疲れた時または二日酔いの時などがよいのではないかと思います。
次回は美容関連、水素とペットについてお送りします。
[水素水]
