今日も今日とてディスカバー!
言えたらちょっとかっこいい英語フレーズ
少し恥ずかしい話ですが、聞いてください。その日はすごくいい天気だったので、外に散歩に行くことにしました。暖かい太陽の光が気持ち良く、「ザ・散歩日和」。巣ごもりですっかりくすんでしまった僕の心を太陽が温めてくれました。「こんな日は、何か手の込んだランチでも作ろう」と、すっかり気持ちはルンルン。軽くスキップしながら家路に就き、玄関はすぐそこというところで、事件は起こったのです。
ビチャっ
僕の頭と黒いジャケットの上には、鳥のうんぴっぴ。しかも塊じゃなくて、べちょべちょのぬちゃぬちゃ。天地がひっくり返ったように、僕の楽しい気持ちはどこへやら、代わりに悲しみが押し寄せてきました。まだそれは温かく、気持ち悪さのあまり、開いた口がふさがりませんでした。そんな気持ちで家に帰った時、ルームメートの彼から言われたのが今回のフレーズです。
「Why the long face?」
どうしてそんなに顔長いの?
僕は平均と比べると少し面長かもしれません。幼少の頃、姉にからかわれていたこともあって、少しコンプレックスを持っていました。鳥にフンを落とされて悲しんでいる僕ちんに、彼から言われた面長のダブルパンチ。もう心はズタズタです。でも、ちゃんと釈明がありました。「Long Face」とは「悲しい表情や浮かない顔・表情」を意味するらしいです。どうしてかというと、悲しいときは口角が下がったり、たるんだりして、顔が長くなるからだとか。確かに納得ですね。
ちなみに、英語学習の際はGoogleイメージ検索でイディオムやフレーズを検索すると、そのイメージに関連付けて覚えられるので便利ですよ。僕も「Why the long face?」で検索してみたところ、悲しんでいる馬の画像がいっぱい出てきました。結局「馬面」って意味もあるんかい!と、ひとりツッコミ……。コンプレックスなんて自分が気にし過ぎなだけ、自分に自信を持っているあなたがかっこいい。そう思いながら鏡を見てみた僕でしたが、やっぱりそこには面長の顔。がっかりして、また「Long Face」になってしまいました。