今年8月、家庭教師派遣サービスを始め、語学レッスン、現地校提携のアフタースクール提供などを手がける教育施設、CELa（Cultural Exchange & Language Academy）がベルビューに開設された。
現地校の宿題や授業のサポートをマンツーマンで
就学児童の現地校の宿題などに悩む保護者にとって、マンツーマンで子どもの宿題や授業のサポートをしてもらえる家庭教師の派遣サービスは朗報だ。同社では、英語、算数／数学、理科、歴史、ソーシャルスタディーなど全科目に対応できるそうだ。「学年が上がるにつれて内容も難しくなってきますし、当然のことですが現地校ではすべて英語ですから、親御さんが教えるのにも限界が出てくると思うんです。そんな時には、ぜひご利用いただきたいですね。低学年であっても、宿題の多い科目などは需要が多いです」と、同社で講師と生徒間のコーディネーターを務める岡本彩さんは言う。
50人以上の質の高い経験豊富な講師陣
同社のサービスで特筆すべきなのが、50人以上の講師ファイルから希望する先生が選べるというシステムだ。ファイルには、各講師が自身の対応科目と自己紹介を載せており、中には趣味を書いている講師もいて親しみが持てる。「先生を選ぶ時には、お客様の求めていらっしゃる目標が何かをよくお聞きして、それに合った先生の教え方や経験を照合して、目指す所が同じであるように心がけています」
講師が決まると、オフィスで無料体験レッスンを受けることができる。「時には、その後で先生の変更のご要望が出てくることもありますが、その場合も対応させていただいています」
家庭教師というのは、いわば完全担任制。一番のメリットは生徒のニーズがきっちりつかめること、前回のレッスンの流れを汲んで効果的に予習復習が進められるということだ。同社の講師陣は、小中学校での教師経験者、語学学校の講師経験者、カレッジの現役講師などで、全科目の講師が揃っているというのも心強い。
「基本的には、講師がご家庭に伺いますが、中には事情があって自宅ではできない方もいらっしゃるので、そういう時には弊社の一室を使っていただくことも可能です」と臨機応変に対応してくれる。
「家庭教師の良さは、実際にご利用いただいて初めてわかるものです。実力の付き方が違います」と、現地校の学科に成果が現れることを岡本さんは強調する。成績が伸びれば子どもの自信にも結びつことだろう。
同社では英語とスペイン語の語学レッスンも行っており、こちらはマンツーマンとグループレッスンの2種類がある。「ビジネス英語を身につけたい方や、駐在員の奥様で、せっかくアメリカにいるのだから、もっと英語を話せるようになりたい、という方のご利用が多いですね」。将来的には特別会員サービスとして、語学レッスン風景をビデオに録画したものを、復習用として生徒さんに渡すことも企画しているそうだ。
社会奉仕活動や交換留学プログラムの実施
同社の親会社ILTA（International Language and Training Academy）は社会奉仕活動に力を入れており、コロンビアのメディジン市にある非営利の児童保護団体Fundacion Poder Jovenに寄付活動をしている。また全米でも珍しい、教育のための動物園を併設するムーアパーク大学（Moorpark College カリフォルニア州）と業務提携し、日本のペット専門学校から学生を送る交換留学プログラムを行うかたわら、同校動物園のメスライオン、キアラをサポートしている。
