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「日本に行きたい!」と思ってもらえることがゴール ~イサクア・ハイスクールの例~

身に付けた日本語をアメリカで大学進学まで生かす

日本語学習の成果は、アメリカのハイスクール卒業単位取得や大学進学にも生かすことができます。ハイスクール入学前に知っておきたい活用例をご紹介!

コンピテンシー・テスト
World Language Proficiency Testing(WLPT)

外国語の学力がネイティブ・レベルを満たしていることをテストのスコアで示し、ハイスクールの外国語教科の単位を、授業を受けずに取得できるシステム。ワシントン州の公立学校で幅広く採用されており、シアトル学区、ベルビュー学区、イサクア学区など日本語が外国語教科にあると、学区内で日本語のテストを受けることも可能。単位換算の方法、試験スケジュールなど、詳細は各学区や学校へ問い合わせを。

Washington Office of Superintendent of Public Instruction www.k12.wa.us


アドバンスト・プレイスメント
AP Advanced Placement

ハイスクール在校中に各科目において大学レベルの授業(APクラス)を受け、毎年5月に行われる全国統一テストを受験して一定のスコアを取ることで大学の単位を取得できる制度。全米で38科目のAPが設けられており、日本語も外国語教科のひとつとなっている(AP Japanese)。単位や飛び級につながれば、大学在学中の学費を抑えられるほか、入学願書にテストのスコアを提示することで希望の大学への入学が有利になることも。シアトル周辺には後述のバラード・ハイスクールほかベルビュー・ハイスクールなど日本語APクラスを持つ学校も多い。


カレッジ・イン・ザ・ハイスクール
College in the High School (CHS)

ハイスクール在校中にコミュニティー・カレッジや大学のクラスを受講して単位を取得できるプログラム。APとは異なり、大学から直接単位を取得することになる。授業料も免除される。大学と高校が提携することで、ハイスクールの一定レベル以上のクラスを受けると、大学のクラスを受講したと見なされ、単位がもらえる仕組み。カスケーディア・カレッジと提携するイサクア・ハイスクールの例は上記を参照。ハイスクール在校中に大学キャンパスで行われる授業を実際に受ける、ランニング・スタート・プログラム(Running Start Program)もある。

 

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